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最終話「最後のヒマワリ」

赤いヒマワリ殺人事件

富橋財閥社長、富橋和夫が何者かによって殺された

赤いヒマワリを最後の言葉にしたことに興味を持った、神崎蒼探偵は高松刑事と共に富橋財閥の豪邸へ

少しの間泊まることになるが

黒い人間が現れ、第2、第3の殺人が起き最悪の状態へ

ついに蒼探偵は、犯人を推理する

犯人は全員だったのだ

そして、すべてが終わり全員は逮捕された

赤いヒマワリ殺人事件が終わり1週間が経った

高松刑事は蒼探偵の事務所にいた


「蒼探偵、映像記憶の能力はその後はどーなんだ?」


「なんですか突然笑

この能力は全てを記憶するだけで、思い出そうとすれば思い出すんです

本棚みたいなもんですよ」


「本棚?」


「ええ、本棚

思い出したい日にちや、事件とかを本のようにして

思い出したいときに思い出すんです

そーすれば、綺麗にまとまりますしすぐに見つかる」


「すごいな、暗記問題とか楽勝だろ?」


「朝飯まぇ…いや、起床前ですね笑」


「だな笑」

2人は笑った

高松刑事は、ふと蒼探偵のデスクのヒマワリの花に目がいった


「蒼探偵、そのヒマワリって…」


「あー、このヒマワリ

そーですよ、あの時のヒマワリです」


「そーかー

もー、あの事件から1週間も経つのか」


「そーですねー」





今から1週間前

全員が逮捕され、富橋財閥の豪邸はもぬけのからとなった

雪菜は警察に言った


「私達が捕まるときはこの家を売ることを決めていました

なので、今日と明日までにはこの豪邸も、この庭も、このヒマワリ達ともお別れです

死体が3つもある家なんて嫌ですからね」


「あのヒマワリも取っちゃうんですか?」

蒼探偵がきいた


「ええ

父がいない今、ヒマワリはいらなくなってしまいましたし

綺麗さっぱり無くそうと」


「…なら

その大切にしていたヒマワリを1つ俺にめぐってくれませんか?」


「え?」


「あそこまで綺麗なヒマワリ

もったいないし

でも、全部は無理だから1つだけでも…」


「いいですよ」

雪菜達が車で運ばれた後、蒼探偵と高松刑事はヒマワリ畑のテントの中にいた


「どれにしようかなー…」

その時、並んでいるヒマワリより、なにかちがうヒマワリが1つあった

それを見た蒼探偵はそのヒマワリの方へ

そのヒマワリは、和夫社長が殺された場所のすぐ近くにあるヒマワリだった

そのヒマワリは、立派に伸びていて綺麗に花が咲いていた

申し分ないヒマワリだった

これにしてくださいと訴えかけているかのような感じがした


「これにしよう」


そのヒマワリを抜き取り、事務所に持ち帰り短くして水の入ったコップに入れていた






「もー、1週間ですか」

蒼探偵が言った


「富橋財閥の最後のヒマワリを貰ったんですから、大切にしないと」


そのヒマワリは、デスクの向こうの窓から射してくる太陽の光で元気に育っていくのだろう

このヒマワリを見るたびに赤いヒマワリ殺人事件を思い出すのは2人だけだった


3姉妹は3人を殺したことにより殺人罪になり、懲役30年

家政婦の華恋と、雅也と茜と亮太は、和夫社長だけを殺したことに関わったので、懲役3年


新聞には

「富橋財閥崩れる!!

犯人は全員!」

と大きく一面に載っていた


富橋財閥は、売り上げが落ち破綻

佐倉グループは今でも売り上げは右肩上がりだった


こーして、赤いヒマワリ殺人事件は終結した


「さっ、猫探しの依頼でもするか」


蒼探偵は走って事務所から出た

この物語はフィクションです

実際の名前、団体は架空の物です


作者の雅 優人です

「赤いヒマワリ」最後まで見ていただきありがとうございます!

いかがだったでしょうか

まだまだ、初心者の小説だったと思いますが

面白かったや、読んで良かったと思っていただくと嬉しいです

これからも、続編を書いていくつもりなので

良かったら是非みてください!

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