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第3章 第11話「赤いヒマワリの真実」

赤いヒマワリ殺人事件

富橋財閥社長、富橋和夫が何者かによって殺された

赤いヒマワリを最後の言葉にしたことに興味を持った、神崎蒼探偵は高松刑事と共に富橋財閥の豪邸へ

少しの間泊まることになるが

蒼探偵は黒い人間に襲われ

さらに、第2、第3の事件が起こり最悪な状態に

そしてついに、蒼探偵は犯人を突き止めた

それは、全員が犯人とゆうものだった!

さらに、佐倉社長との会話が確信に繋がる

一昨日、

和夫社長の小学校からの同級生、佐倉グループの社長に2人は会いに行った

佐倉グループは、土や肥料を中心とした会社で

富橋社長が花

佐倉社長はそれを大きく、そして美しく咲かせるための土や肥料

とゆう、設定で2人は一緒に仕事をしていた


「初めまして

神崎蒼と言います

探偵です

こちらは、高松刑事です」


「初めまして

佐倉グループ社長、佐倉久義(さくらひさよし)と申します

話は聞いています

どうぞ座ってください」


2人はソファーに座った

向かい側の2つの椅子の片方に佐倉社長は座った


「単刀直入に言います

和夫社長が殺される以前に

何か変わったことはありませんか?」


「それを今回お話ししようとしていました」


「えっ?」

2人は言った


「なにやら、和夫は赤いヒマワリと言っていたようですね?」


「はい、そーです」


「探偵さんは気づいてるんじゃないんですか?

赤いヒマワリとはなにか」


「いや、まだ推理の段階なので

これといった確信はまだ…」


「あの3姉妹なのでは?」


「なぜそれを!?」

蒼探偵は驚いた

蒼探偵は、この時赤いヒマワリは3姉妹なのではないかと推理していた

なぜなら、服のポケットのネックレスの中の写真にあったのは

3姉妹が、小さい時の写真で

背景にヒマワリ畑が使われていたからだ

だが、確信までにはいっていなかった


「実はな?

和夫が殺される2日前にこの部屋に和夫が来たんだよ

そこで色々話してな」


佐倉社長はその時の会話を始めた






『どーしたんだ和夫

急に会社なんかに来て』


『実はな久義

話したいことがあるんだ

娘達のことだ』


『?』


『実は数日前から、私への態度が冷たいのだ

会社は右肩上がりで、順調なのに

無視をしたり、そっぽを向いたり

遂には昨日、長女の雪菜が私を階段から突き落とそうとしたんだ』


『え!?

あの雪菜ちゃんが?

警察には言わなかったのか?』


『いーや、言わなかった

3人の事情はわかっている

それぞれの夫の借金や生活の為に、全員私を殺したいのだろう

私を殺して、生活を少しでも楽にさせて

多額の遺産を貰って、借金などを返すつもりなんだろう』


『そ、そんな…

あんなに可愛かった3人が…』


『本当だよ

ヒマワリの様に明るく、元気で優しい3人が

今は冷たく、卑劣な心を持った【赤いヒマワリ】のようになるだなんて…』


「赤いヒマワリ!?」

蒼探偵は言った


「そーです、赤いヒマワリです

つまり、赤いヒマワリとは

和夫のことを殺そうとまで考えていて、卑劣な心を持ってしまった

あの3姉妹なのです」




「と、佐倉社長は言っていました

俺はこの話を聞いて、全員が犯人だとゆう確信に近いたのです」


「ちょっと待ってくれ

なぜ自分達だとわかることを、あえて全員は証言したんだ

全員が犯人なら、そんなことは言わなくてもいいのに」

警察が疑問に思いきいた


「簡単なことです

より、殺人事件らしくするために、その時に和夫社長が言った言葉を利用して証言したんです」


「なぜ全員と言えるのですか?

茜と亮太は、違うでしょ

第一今の話だと、私達3人が怪しいだけで

他は関係ありません」

雪菜は言った


「いいえ、あります

茜さんと亮太さんが庭で遊んでいた時に靴が新品だったことに気がつきました

家政婦の華恋さんに聞くと、最近買い換えたらしいですが

あれはきっと、靴に血がついたんでしょう

だから、その靴を捨てた


犯行はおそらく、

茜さんと亮太さんがヒマワリ畑のテントに呼び出し、少し歩いたところで

3姉妹の誰かが殺したのでしょう

その後、証拠を消す時に靴に血がついて靴を新品に

念入りに探していたせいで、雪菜さんのタイガーアイの宝石は落ちたのでしょう

そして、全てが終わったところで華恋さんに

『キャーーーーーーー』

と叫んでもらったんでしょう


研吾さんと雄二さんと雅也さんですが

研吾さんは、 私を襲った黒い人間だとわかりました

身長や、腕の時計からみて間違いありません

俺は頭に強い衝撃が来ました

それは、雄二さんが俺の頭を鈍器のようなもので頭を殴ったからでしょう

俺が気を失う直前雅也さんの声が少し聞こえたので、近くに雅也さんはいたんでしょう」


「研吾さんと雄二さんの事件は?」

警察が言った


「俺は最初、全員が和夫社長を殺したと言いましたが

研吾さんと雄二さんは、後で話すと言いました

研吾さんと雄二さんを殺したのは…


3姉妹の3人です」


「えっ!?

全員じゃなくて?」


「そーです、全員じゃありません

おそらく研吾さんは、私を襲いましたが殺すことができず

さらに、雪菜さんに脅迫をしていたのでしょう

言われたくなかったら、遺産を全部俺にくれとか

なんとか言ったのでしょう

それを、嫌に感じた雪菜さんは月乃さん、花子さんと考え

研吾さんを夜中殺した」


「でもまて

雄二さんはどーなる?

あれは自殺だろ?」


「いいえ、自殺ではありません

合鍵は、1階にありますしいつでも、もう1つの合鍵を作ることはできます

それで中に入り、朝食を食べて一休みしているところを首を絞めて殺した

雪菜さんはその時、高松刑事と話していたから

月乃さんと花子さんの2人で殺したのでしょう

2人がかりじゃないと、男1人を殺すことは難しいですし、なにより自殺に見せかけるのも2人がかりが早くすみますからね


雄二さんを殺した動機は、研吾さんと同じで脅迫ですね

遺産を全部貰うと考えていたせいでしょうか


自殺じゃないとわかったのは、もう1つあって

パソコンに指紋がなかったことです

普通は指紋なんて残りますし

自殺する人が、わざわざパソコンの指紋を消すなんて

する気にはなれません」


「た、確かに…」


「以上のことから、この事件の犯人は

全員とゆうことになるのです」


「つまり、あの時蒼探偵が死人が出る前にと言っていたのは

雅也さんが殺されるからか?」

高松刑事が言った


「そうです

きっと雅也さんも殺されるところだったのでしょう


雪菜さん、この推理はあっていますか?」


「…。」

雪菜は黙り込んだ


「言ってください!!

人が何人も死んでるんです!!」


「…。

その通りです

和夫社長、研吾さん、雄二さんを殺したのは私達全員です」


「やはり、そーだったんですね

聞かせてもらいましょうか

この事件のきっかけを…」


「わかりました、お話ししましょう

この事件でなにがあったのか」

この物語はフィクションです

実際の名前、団体は架空の物です


作者の雅 優人です

遂に認めた雪菜さん

そー、犯人は全員だったのです

赤いヒマワリは、3姉妹のこと

卑劣な心を持ち赤く染まってしまった3姉妹のことを指していたんですね


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