表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

序章

この小説を少しでも多くの人に読んで頂きたいと思います。

僕の人生の中で"愛された"事はあっただろうか。僕らは何で"こんな事してるんだろう。いや、その前に僕らは人を…彼らを…

"愛していた"

だろうか…―――?


「今日から光源学園中等部二年A組に転入してきました。瑞野弥生(ミズノヤヨイ)です。よろしくお願いします」

これからお世話になるクラスメイト達は何かひそひそと話している。まあ。そりゃそうか、僕なんか"場違い"だから。「えっと、瑞野さんの席は橘さんの隣ね?」はいと小さく言い一番後ろの窓側の席についた。担任の先生が段々と話し出し僕は聞いているふりをした。気のせいだろうか右肩をちょいちょいとたたかれた。というより撫でられた。僕は右の方向を首だけ向けた。「よぉ、俺。橘 (タチバナカケル)。よろしくな」はいとまた小さく言い頷くと前を向いた。「ちょっ、おい、まだ終わってないぞ。」そう言われ前を向いたまま何ですか?と訪ねた彼はむすっとしたが話し始めた。「その顔、どうしたの?」「さあ?ぶつけたんじゃない?階段とか?壁とか?」またむすっとした。僕の顔には左頬には頬を覆い隠すようにはられたガーゼがはってある。「床かもしれない」そう彼が言うものだから堪らなくおかしくなった、「ぶはっ…」盛大に吹いてしまったからクラス全員の視線が僕に集まった。「瑞野さん?どうしたの?」「橘さんが変顔して、変な言葉を言ってきたので思わず笑ってしまいました。」「あら、そう、」先生は橘さんを睨んでいた。「ちっちげーよっ!?おい!瑞野!」橘さんは先生に連行された


ねぇ。また新しい生活が始まったよ。彼は君に似てる。話し方とか、笑い方とか、会って数分だけど君とは十年間一緒だったもんね。だからわかるんだよ?そっちも



"頑張ってね"



そう口を窓から見える空に向かって動かした。勿論口には出さずに…―



お読み頂きありがとうございます。今回は序章でしたが。どうでした?次は第1話で話を作ろうと思います。また読んで頂けたら嬉しいです。ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ