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脱穀

 続きはパンの生地を捏ねられるようになったらか……。

 オオゲツヒメさんは一言で済ませていたけど、課題は多そう。


「まずは調理器具を揃えることかな?」

「ぴき~!(まかせて、まかせて!)」

「材料も揃えないとだめですね」

「石窯の使い方も覚えないとだめなのです」


 そうだな。

 調理器具は石窯を作ったので、あとはそれほど大変じゃない。

 よし、今の進捗状況を確認しよう。


 *


 石窯

 オオゲツヒメさんに手伝ってもらった。

 実際に作ったのはスライムさんだ。

 かなりしっかりしたものが出来た。


 石臼

 小麦を挽いて小麦粉を作る。

 石と石を合わせて重さで小麦の種を潰して粉にする。

 設計は僕がして、製作はスライムさんに頼もう。


 ボール

 粉を捏ねて生地を作る。

 丸太から削り出せばいいかな?

 これもスライムさんにお願いだ。


 捏ね板

 生地を伸ばすのに使う。

 僕がノコギリで丸太から切り出すかな?

 上手くいかなかったら、スライムさんに仕上げを頼もう。


 麺棒

 生地を伸ばすのに使う。

 歪んでいると転がせないので、これまたスライムさんだ。

 スライムさん頼みばかりで申し訳ない。


 *


 材料も色々いるな。

 しっかりと確認しよう。


 小麦粉

 これが無いと始まらない。

 小麦は有るから、あとは粉にするだけだな。

 小麦は穂のまま保存してあるので、それを脱穀しないと使えない。


 砂糖

 ユグが植えた樹から採れるらしい。

 これは大丈夫だろう。


 イースト菌

 これもユグの植えた樹から採れる。

 どうやって採るのかは謎だ。


 塩

 これは唯一、僕だけで作れるもの。

 塩は使い切ってしまったので、早めに作らないとな。

 これが無いと焼きもろこしが美味しくない。


 よし、やれることから片付けよう。

 まずは小麦の脱穀だ。


「よーし、みんな手伝ってくれ!」

「はい!」

「小麦の脱穀をする」

「脱穀?」


 ぽかんとした表情をするミーニャ。

 ユグとスライムさんたちは、なんとなくやる事がわかってるみたい。


「今は小麦を穂のまま保存してあるだろ?」

「ですね。穂を切り落として箱の中にしまってあります」

「そのままだとパンを作れないので、穂を種とその他の部分に分けるんだ」

「どうやるんですか?」

「一つ一つ手で剥いてもいいんだけど、時間が掛かる」

「そうですね。あれだけの数だと大変ですよね」

「そこで、木の棒で穂を叩くんだ。それだけで種を取り出せる」

「そんな方法で種を採れるんですか! さすがジーンさまです!」


 という事で、実演して見せることにした。

 直径30センタメトルぐらいの平らな石を見つけ、そこに穂を置く。

 穂を木の棒で叩く。

 すると、穂のもみ殻が砕け散って、中から種が飛び出る。

 そして種を手に入れることができる。

 そんな寸法さ。

 得意げな顔をする僕。

 それを見たミーニャが驚いている。


「ジ、ジーンさま!?」

「ん?」

「小麦は?」


 えっ?

 目の前から、小麦が消えていた!

 いや、消えていたんじゃない。

 風に吹き飛ばされていた!

 マジかよ!

 どこかに飛んでいったよ!

 ダメじゃん!

 ここは強風の吹き荒れる孤島の頂上という事をすっかり忘れていた!

 

 小麦の脱穀は、どうすればいいの?

 かみさまポイント

 ――――――――――

 繰り越し 90ポイント

 ―――――

 支出

 なし

 ―――――

 収入

 なし

 ――――――――――

 合計 90ポイント

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