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娘の名前

 娘の名前が無いので、名前を付けることにした。


 いろいろ考えたんだ。

 リーフ、グリーン、どんぐり、プラント、シード。


 ミーニャの案でユグに決まった。

 ユグドラシルの文字から取ってユグがユラかユルで、最終的には自分で決めてもらった。

 女の子も気に入ったらしく、喜んでいる。


「ユグか~。えへへ。ユグか~」


 そう何度も繰り返して、口をニマニマさせる。


「そうですよ~。今日からあなたはユグちゃんですよ~」

「はい、お母さん! とってもいい名前をありがとう」


 すっかり二人は仲良しだ。


 *


 午前中はいつもの通り、畑の世話と防風林の拡張。


 防風林が増えたおかげで、だいぶ突風が防げるようになった。

 でも、まだ、頂上を吹き抜ける風は強い。

 そよ風になるぐらいまで、防風林を増やしたい。


 畑はスライムさんが拡張を手伝ってくれたおかげで、かなり広くなった。

 それに伴い、収穫も増えて来た。


 主食のコーンを中心に、ヒマワリ、小麦がかなりの量を取れるようになった。

 嗜好品のロランジュも、二回目の種撒きをした木が実を結び始めた。

 ある程度育ったら、枝分けして防風林の杉の代わりに埋めてみようかと思う。


 薬草は思った通り、薬草として育ってくれた。

 ポーションを作れば、多少の怪我や病気の対処は出来ると思う。

 当分は消費せずに種を採り、株を増やすことに専念したい。


 まだまだ安心は出来ないけど、僕ら家族3人とスライムさんたちが飢えずに暮らしていける食糧を確保できたと思う。


 特に、小麦は十分に育ち、穀物倉庫に備蓄が出来る余裕も出来てきた。

 まあ、小麦が備蓄出来たのは、今のところ使い道が無くて食べてないのが大きい。

 小麦で料理を作ってみたい。


 でも、調理器具が無くて、使えないんだよね。


 小麦の代表料理と言うと、パン。

 パンを作るにはオーブンが要る。

 それを作るところから始めないといけないよね。


 調理器具だけの問題ではないんだ。

 パンを作るには、小麦粉の他に、最低限イースト菌、砂糖、塩が必要。

 卵も入れた方がいいけど、無くても味が落ちるだけで何とかなる。

 小麦粉と塩は手に入るとして、問題はイースト菌と砂糖だね。

 イースト菌が無ければ、パン生地が膨らまない。

 砂糖も無ければ、イースト菌の発酵が行えずパン生地が膨らまない。

 そうなると、硬いクッキーみたいなパンしか焼けないね。


 シナトベさまのかみさまショップで用意して貰う手もあるけど、おやつを我慢しているシナトベさまにこれ以上頼るのもなー。


 そんなことをミーニャと話していたら、ユグが言った。


「イースト菌と砂糖はユグに任せて!」


 そう自信ありげに胸を張るユグ。

 実に頼れる娘である。

 かみさまポイント

 ――――――――――

 繰り越し 90ポイント

 ―――――

 支出

 なし

 ―――――

 収入

 なし

 ――――――――――

 合計 90ポイント

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