一時撤退
夕暮れ前
気が付くと、半分以上のスライムさんたちが負傷して離脱していた。
戻ったスライムさんたちが心配だ。
僕はシナトベさまに撤退を進言する。
「ここは一旦引きましょう」
「うむ。無理はしないで撤退なのだ」
スライムさんに多数の負傷者が出たので、一時帰還することにした。
敵を殲滅して進んできたので、出口まで特に敵と遭わずに戻ることが出来た。
シナトベさまのいう通りに、敵を倒しておいてよかった。
*
地上に出るとスライムさんは泉に飛び込み水分補給。
幸いなことに重症のスライムさんは居なかった。
神の泉のせいか、スライムさんの肌の艶もよくなって心なしか元気になった気がする。
日が暮れかかっていたので、本日のダンジョン攻略は終了となった。
僕とミーニャが夕飯のヒマワリを収穫していると、スライムさんが僕のズボンをツンツンと引っ張る。
「何か言いたいみたいですね」
「そんな感じだな」
僕らを誘うスライムさんついていく。
ダンジョンの出口から、ウサギを運んできたスライムさんを見つけた。
どうやら、シナトベさまの倒したウサギを回収してきたみたいだ。
「ぴきー!(これ食べて!)」
「私たちにくれるみたいですね」
「ありがとう! 夕飯にするよ」
「ぴきー!(どういたしまして)」
ミミズを回収してこなくてよかった。
シナトベさまが興味津々でのぞき込んでくる。
「ウサギ肉なのだ。今夜の食事はグリルがいいのだ!」
ということで、ウサギ肉のグリルとなった。
皮を剥ぎ、内臓の処理をして、血抜きをし、塩をもみ込み、枝に串刺しにしてたき火で焼く。
焼いていると脂が出てきて滴る。
脂がのってとってもいい匂いがし始める。
焼きあがったウサギ肉に再度塩をパラパラと。
ナイフで削って一口食べてみた。
おいしい!
久しぶりの肉はたまんないな!
ハーブが無いけど、新鮮なせいか肉の臭みもない。
十分いけるというか、すごく美味しい!
シナトベさまも、ミーニャも大喜び。
「出来たては、おいしいのだ! こうばしいのだ!」
「取れたてのお肉のせいか、臭みも無くておいしいです。噛むと肉汁の出るジューシーさ。それでいながら、とっても表面がパリパリと香ばしい。隠し味の塩が味を引き立てていますね!」
スライムさんたちにも渡すと大喜びだ。
「ぴきー!(おいしい!)」
「ぴききー!(お肉だ!お肉だ!)」
「ぴきー!(ごちそうだ!)」
僕らは久しぶりのご馳走に舌鼓を打った。
かみさまポイント
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繰り越し 70ポイント
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支出
なし
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収入
なし
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合計 70ポイント




