表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かみさまスコップ ~神器で始める開拓農業ライフ~  作者: かわち乃梵天丸
第六章 スライムさんと始める無人島生活
50/102

一時撤退

 夕暮れ前


 気が付くと、半分以上のスライムさんたちが負傷して離脱していた。

 戻ったスライムさんたちが心配だ。

 僕はシナトベさまに撤退を進言する。


「ここは一旦引きましょう」

「うむ。無理はしないで撤退なのだ」


 スライムさんに多数の負傷者が出たので、一時帰還することにした。

 敵を殲滅して進んできたので、出口まで特に敵と遭わずに戻ることが出来た。

 シナトベさまのいう通りに、敵を倒しておいてよかった。


 *


 地上に出るとスライムさんは泉に飛び込み水分補給。

 幸いなことに重症のスライムさんは居なかった。

 神の泉のせいか、スライムさんの肌のつやもよくなって心なしか元気になった気がする。

 日が暮れかかっていたので、本日のダンジョン攻略は終了となった。


 僕とミーニャが夕飯のヒマワリを収穫していると、スライムさんが僕のズボンをツンツンと引っ張る。


「何か言いたいみたいですね」

「そんな感じだな」


 僕らを誘うスライムさんついていく。

 ダンジョンの出口から、ウサギを運んできたスライムさんを見つけた。

 どうやら、シナトベさまの倒したウサギを回収してきたみたいだ。


「ぴきー!(これ食べて!)」

「私たちにくれるみたいですね」

「ありがとう! 夕飯にするよ」

「ぴきー!(どういたしまして)」


 ミミズを回収してこなくてよかった。

 シナトベさまが興味津々でのぞき込んでくる。


「ウサギ肉なのだ。今夜の食事はグリルがいいのだ!」


 ということで、ウサギ肉のグリルとなった。

 皮を剥ぎ、内臓の処理をして、血抜きをし、塩をもみ込み、枝に串刺しにしてたき火で焼く。

 焼いていると脂が出てきて滴る。

 脂がのってとってもいい匂いがし始める。

 焼きあがったウサギ肉に再度塩をパラパラと。

 ナイフで削って一口食べてみた。


 おいしい!

 久しぶりの肉はたまんないな!

 ハーブが無いけど、新鮮なせいか肉の臭みもない。

 十分じゅうぶんいけるというか、すごく美味しい!

 シナトベさまも、ミーニャも大喜び。


「出来たては、おいしいのだ! こうばしいのだ!」

「取れたてのお肉のせいか、臭みも無くておいしいです。噛むと肉汁の出るジューシーさ。それでいながら、とっても表面がパリパリと香ばしい。隠し味の塩が味を引き立てていますね!」


 スライムさんたちにも渡すと大喜びだ。


「ぴきー!(おいしい!)」

「ぴききー!(お肉だ!お肉だ!)」

「ぴきー!(ごちそうだ!)」


 僕らは久しぶりのご馳走に舌鼓を打った。

 かみさまポイント

 ――――――――――

 繰り越し 70ポイント

 ―――――

 支出

 なし

 ―――――

 収入

 なし

 ――――――――――

 合計 70ポイント

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ