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かみさまスコップ ~神器で始める開拓農業ライフ~  作者: かわち乃梵天丸
第五章 かみさまと始めるダンジョン攻略
45/102

スライム

 朝と昼との境目


 ダンジョンから無事生還した僕たち。

 ダンジョンはスライムしかいないダンジョンだった。

 ダンジョンの最奥でスライムのボスを倒したら出て来た宝箱。


 期待を込めて宝箱を開く。

 だが、中にはまたしても薬草。


 オリハルコンへの道は遠い。

 結局、スライムが仲間になった以外、特に何も成果はなかった。

 僕はシナトベさまにぐちる。


「オリハルコンが欲しかったんですよね」

「なぜにオリハルコンなのだ?」

「前にお話しませんでした? オリハルコンと引き換えにのこぎりが貰えるんですよ」

「そんなことがあったのだ」


 シナトベさまはすっかり忘れていたのか、うんうんと頷いている。


「カグツチさんの作ったダンジョンなら、オリハルコンが取れるらしいんですよね」


 僕は期待を込めた目をしながら、シナトベさまを見つめる。


「シナトベさま、カグツチさんのダンジョンの攻略を手伝ってくれませんか?」

「いいのだ! わらわに任せるのだ!」


 そういうと、シナトベさまは準備があると言って、家へ戻っていった。


 僕たちは薬草を植えると、休憩を取ることにした。

 飲み物代わりのロランジュの実を食べながら、おやつ代わりのヒマワリの種を食べる。

 食べ物に食べ物とか少し変。

 そろそろ、お茶とか欲しくなる。

 こういう休憩には、飲み物が欲しいよね。

 その前にコップとかも欲しいな。

 泉の水を手ですくって飲むのは、そろそろ止めたい。


 コップを手に入れるなら、かみさまショップから買うのが手っ取り早い。

 でも、シナトベさまのお小遣いが厳しいらしい。

 今は生死にかかわる食糧や、絶対に必要な物以外で頼るのは止めておいた方がいいだろうな。


 無いなら、自分で作るしかない。

 コップの素材となる木はかなり育ってきた。

 後は加工する為の道具だけなんだよな。

 加工する道具さえあればな……。

 コップでもお皿でも作れるのに。


 僕らがヒマワリの種を食べていると、ボスだった白色のスライムがうらやましそうに見つめてくる。


「ヒマワリを食べたいみたいですね」

「そんな感じだな。お前も食べたいのか?」

「ぴきー!」


 ヒマワリの種を差し出すと、スライム君大歓喜。

 僕の手からヒマワリの種を食べて大喜びだ。


「よろこんでますね」

「ぴきー!」

「言葉がわかるみたいだな」

「ぴきー!」


 スライムの放つ言葉は僕らにはわからない。

 でも仕草で喜んでいるのがなんとなくわかる。

 スライムは僕の手のひらにあるヒマワリの種をあっという間に食べてしまった。

 好物なのかな?


「ヒマワリの種ならいくらでもあるから、好きなだけ食べていいよ」


 すると、スライム君は嬉しいのか、大声で鳴いた。


「ぴききききー!」


 すると……。

 どどどどどど!

 

 >スライムの大群が現れた!


 ダンジョンから、スライムの大群が湧き出る!

 100匹で済む数じゃない!


「な、なんだ? この数のスライムは!」

「ジ、ジーンさま、物凄い数のスライムです!」


 そして、スライムは畑に群がる。

 

 >畑にスライムの山が突如現れた!

 かみさまポイント

 ――――――――――

 繰り越し 70ポイント

 ―――――

 支出

 なし

 ―――――

 収入

 なし

 ――――――――――

 合計 70ポイント

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