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かみさまスコップ ~神器で始める開拓農業ライフ~  作者: かわち乃梵天丸
第五章 かみさまと始めるダンジョン攻略
43/102

続・神のダンジョン

 引き続き 朝


「さ、ジーンとミーニャよ。わらわの作ったダンジョンの攻略についてくるのだ!」

「ちょっと待ってください。このダンジョンはダメです!」


 僕は全力でシナトベさまを引き留める。


「わらわの作ったダンジョンにケチを付けるというのか?」


 そりゃつけますよ!

 深度20億とか、10分の一の階層に到達する前に、間違いなく寿命が尽きますから!

 ダンジョンレベル10万とかシナトベさまは大丈夫でも、僕らは雑魚の吐息で蒸発しちゃいますから!

 一般人の弱さを舐めないで欲しい。


「なるほど、そういわれるとそうかもしれないのだ。でも、わらわの作ったダンジョンを攻略したいのだ」

「なら、おひとりでどうぞ」


 と、言いたいとこだけど、そんなこと言ったら「また、わらわをのけ者にするのか?」と言ってまた機嫌悪くするね。

 まあ、僕もそこまで鬼じゃない。


「シナトベさまの神々しい神格だと、とんでもない深いダンジョンが出来てしまうのです。ここは僕らでも入れる簡単なダンジョンに作り直しましょう」

「作り直せるのか?」

「た、たぶん」

「なんか、自信がなさそうだな」


 疑いの眼差しで見つめるシナトベさま。

 そりゃね。

 ダンジョンなんて作るのは初めてだからね。

 わかるわけがない。


「でも、魔力を込めなければ、間違いなく浅いダンジョンが作れます」

「ほほう、それは面白そうなのだ」


 魔力の乏しい者が深度0のダンジョンを作った実績がある。

 僕だけどな!

 魔力が乏しくて、悪かったな。


 シナトベさまに魔力を込めないように、そして優しい気持ちでダンジョンを作ってもらうことにした。

 深度20億の鬼畜ダンジョンが消え、優しい感じのダンジョンに生まれ変わった。

 魔力を込めないのは、込めるよりも大変みたいだ。

 ダンジョンを作り終えたシナトベさまは、「ぜー、ぜー」っと息を荒くしていた。


「で、出来たぞ!」


 パネルを見ると、なかなかいい出来栄えだ。


 ――――――――――

 ダンジョンネーム:【神のダンジョン】そよ風

 ダンジョンレベル:3

 深度:3

 タイプ:草原

 ――――――――――


 このぐらいなら、僕らも無傷で済むはず。

 済むよな?

 いきなり死んじゃったりしないよな?


 僕は怯えつつ、シナトベさまの作ったダンジョンに潜ることにした。

 かみさまポイント

 ――――――――――

 繰り越し 70ポイント

 ―――――

 支出

 なし

 ―――――

 収入

 なし

 ――――――――――

 合計 70ポイント

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