神のダンジョン
朝
今日も朝からお祈りだ。
ロランジュが少しづつ手に入るようになったので、トウモロコシと一緒に祭壇にお供えする。
「シナトベさま、昨日はダンジョンシードをありがとうございました」
「シナトベさまに感謝しております」
「今日も一日お願いします」
手を合わせてお祈りしていると、僕の後ろから恨めしそうな声が聞こえてくる。
「本当に感謝しておるのか?」
シナトベさまだった。
そっぽを向いて、頬を膨らませている。
なんか、少しへそを曲げた感じ。
「どうしました?」
「わらわはお前たちのことをこれだけ思っているのに、本当に感謝しておるのか?」
「もちろんです!」
「はい、わたしも!」
「じゃあ、なんで、学校が終わってここにきたら誰も居らんかったのだ? 島の中をめちゃくちゃ探したけど、どこにもおらんかったのだ。どこに行ってたのだ? なんでわらわだけを仲間外れにするのだ?」
そういうと、そういうと再びぷくーっと頬を膨らませて、黙ってしまった。
かわいいな、童女。
「すいません、昨日はダンジョンに潜って出れなかったんです……ごめんなさい」
ダンジョンの中で寝てたけど。
熟睡してたけど。
嘘は言ってない。
「そうなのか。それなら仕方ないのだ」
それで、シナトベさまは納得してくれたみたいだ。
ちょろいかみさまだな。
「ところで、ダンジョンシードの使い方は解ったのか?」
「はい。簡単でした」
シナトベさまをダンジョンの入り口に釣れていく。
そして、ダンジョンシードを渡した。
「これに魔力を込めればいいのです」
「ほほー。そんなことでダンジョンが作れるのか」
感心したシナトベさま。
手に持ったダンジョンシードに魔力を込める。
かなり本気で魔力を込めているのか周りの空気がビリビリと震え始める。
ちょっ!
力を込め過ぎなのでは?
すると、一陣の風が辺りを過ぎると共に、さっぱーん!と手から水が溢れた。
そして地鳴りと共に地面から現れるダンジョンの入り口。
「な、なにがおきたのだ?」
「シナトベさまの作ったダンジョンです」
「そ、そうか。ちょっと驚いたのだ」
現れたダンジョンの入り口は、めちゃくちゃトゲトゲしい飾りがついている。
入らなくてもやばい雰囲気が感じ取れる。
僕はプレートを見てみた。
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ダンジョンネーム:【神のダンジョン】極神暴風
ダンジョンレベル:100009
深度:20億2020万2020
タイプ:草原
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ぐは!
なんじゃこりゃ……。
深度20億って……。
ダメじゃん!
こんなものクリアできるわけがないだろう。
シナトベさまのことを舐めておりました。
ちょろい童女ですが、しっかりとかみさまです!
深度0のダンジョンしか作れない僕とは格が違いすぎます。
かみさまポイント
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繰り越し 50ポイント
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支出
なし
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収入
+10ポイント お祈り(ジーン)
+10ポイント お祈り(ミーニャ)
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合計 70ポイント




