表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かみさまスコップ ~神器で始める開拓農業ライフ~  作者: かわち乃梵天丸
第五章 かみさまと始めるダンジョン攻略
42/102

神のダンジョン

 朝

 今日も朝からお祈りだ。

 ロランジュが少しづつ手に入るようになったので、トウモロコシと一緒に祭壇にお供えする。


「シナトベさま、昨日はダンジョンシードをありがとうございました」

「シナトベさまに感謝しております」

「今日も一日お願いします」


 手を合わせてお祈りしていると、僕の後ろから恨めしそうな声が聞こえてくる。


「本当に感謝しておるのか?」


 シナトベさまだった。

 そっぽを向いて、頬を膨らませている。

 なんか、少しへそを曲げた感じ。


「どうしました?」

「わらわはお前たちのことをこれだけ思っているのに、本当に感謝しておるのか?」

「もちろんです!」

「はい、わたしも!」

「じゃあ、なんで、学校が終わってここにきたら誰も居らんかったのだ? 島の中をめちゃくちゃ探したけど、どこにもおらんかったのだ。どこに行ってたのだ? なんでわらわだけを仲間外れにするのだ?」


 そういうと、そういうと再びぷくーっと頬を膨らませて、黙ってしまった。

 かわいいな、童女。


「すいません、昨日はダンジョンに潜って出れなかったんです……ごめんなさい」


 ダンジョンの中で寝てたけど。

 熟睡してたけど。

 嘘は言ってない。


「そうなのか。それなら仕方ないのだ」


 それで、シナトベさまは納得してくれたみたいだ。

 ちょろいかみさまだな。


「ところで、ダンジョンシードの使い方は解ったのか?」

「はい。簡単でした」


 シナトベさまをダンジョンの入り口に釣れていく。

 そして、ダンジョンシードを渡した。


「これに魔力を込めればいいのです」

「ほほー。そんなことでダンジョンが作れるのか」


 感心したシナトベさま。

 手に持ったダンジョンシードに魔力を込める。

 かなり本気で魔力を込めているのか周りの空気がビリビリと震え始める。

 ちょっ!

 力を込め過ぎなのでは?

 すると、一陣の風が辺りを過ぎると共に、さっぱーん!と手から水が溢れた。

 そして地鳴りと共に地面から現れるダンジョンの入り口。


「な、なにがおきたのだ?」

「シナトベさまの作ったダンジョンです」

「そ、そうか。ちょっと驚いたのだ」


 現れたダンジョンの入り口は、めちゃくちゃトゲトゲしい飾りがついている。

 入らなくてもやばい雰囲気が感じ取れる。

 僕はプレートを見てみた。


 ――――――――――

 ダンジョンネーム:【神のダンジョン】極神暴風

 ダンジョンレベル:100009

 深度:20億2020万2020

 タイプ:草原

 ――――――――――


 ぐは!

 なんじゃこりゃ……。

 深度20億って……。

 ダメじゃん!

 こんなものクリアできるわけがないだろう。

 シナトベさまのことを舐めておりました。

 ちょろい童女ですが、しっかりとかみさまです!

 深度0のダンジョンしか作れない僕とは格が違いすぎます。

 かみさまポイント

 ――――――――――

 繰り越し 50ポイント

 ―――――

 支出

 なし

 ―――――

 収入

 +10ポイント お祈り(ジーン)

 +10ポイント お祈り(ミーニャ)

 ――――――――――

 合計 70ポイント

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ