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勝ちと負け

作者: 五月 花

何故かは知らないが,私は最近攻撃される対象となった。

「ラッキーなだけ。」

私は黙っていました。

「大したことない。」

私は気にしなかった。

「彼は何かの説明をするべきだ。」

私は説明などしたくない。

「傲慢なやつ!」

相手は訳も分からずに食いつき,見物客がどんどん増えた。

私は重視せざるを得なくなったが,一時何を言えばいいかわからなかった。

考えてみて,「そうですね。」と答えるしかなかった。

相手が求めているのは謝罪ではなく,私が弱みを見せたところで相手が見逃してくれるとは限らないことを,わたしはよくわかっている。

本当は私は,「私の実力は,あなたの軽視できないものだ」と言いたかった。

私は決して口にはしない。


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