うたつ様
★この作品はストーリー上、流血表現、グロテスク表現、
差別表現、性的行為の詳細表現などを用いています。
上記の表現が苦手な方、不快に思われる方は、ご理解ご容赦いただき、
ご自身の御判断の上、読む・読まないをお決め下さいませ。
665:怖い話大好きさん[sage]2008/07/09 23:59:58
>>663
すんげえ、ロングパス!
>>6555ってなんだよ!
666:赤い女の子[]2008/07/10 00:00:00
ねえねエ
オモシろいこと教えてあげル
うたつ様ってシッてる?
なんでもかナエてくれる神サマなんだって
うたつはなあばをろのをちひ
むずかヰえくれくいあろみとに
の後にお願いごとをカいてダレにもミラレないように神社の木に貼るとスぐにお願イ事が叶ウンだって
うたつはなあばをろのをちひ
むずかヰえくれくいあろみとに
だよ
忘れなイデね
667:怖い話大好きさん[sage]2008/07/10 00:00:02
>>664
分かる
面白い事ってあんましないんだよねえ
怖い話もなんか似たような話ばっかりだしさ
私は思わずマウスを握る手が止まった。
今、『怖い話ネット』という会員制サイトの匿名BBSで、怖い話好きな連中と、チャット同然で話をしていた。
ここの連中は夜更かし当たり前で、怖い話の投稿や都市伝説の元をあれこれ推理したりする。
私は664宛にレスをし、更新してみると、私の書き込みの上に読んでいない書き込みがあった。
「なんだ、この書き込み。しかも下げてないし」
そう独言ちると、脇にあった携帯電話が震え出した。
サブディスプレイを確認すると、怖い話仲間の士郎からだ。
「なに」
『お前、怖い話ネットBBSの雑談スレにいる?』
「いるよ」
『665、俺なんだけどさ、その下のカキコ変くね?』
私はノートパソコンのディスプレイを見詰め頷いた。
「私、667なんだけど…… なんか変だよね……」
私はその何が変なのか考えていた。たった四秒の間にレスが入るのは別に何とも思わない。BBSに人が集まる週末やお盆時期には良くある事だったし。
私が考えている間、士郎はいろいろと666について、推理をしている。士郎はホラーおたく、オカルトおたくだ。漫画から映画、書籍にいたるまで、ホラーやオカルトの話題なら詳しい。
私は怖い話や都市伝説が好きで、このサイトに辿り付いた口で、そんなに詳しいわけじゃない。
『――っつかさ、ダミアンじゃあるまいし、ハマり過ぎだろ』
「ダミアン?」
私はパソコンを見詰めながら、首を傾げた。ダミアンなんて何処にも書いてない。
『お前、超有名なダミアン知らねえの? オーメンって映画の主人公だよ』
私はダミアンとオーメンの言葉で何となく思い出した。
「ああ。首チョンパで有名なオカルト映画ね」
『首チョンパっていうな! あの映画のすごいところはな、人間から流血したり首が飛んでくシーンとか一切ないんだぞ。あのカメラマンが死ぬシーンだって、板ガラスがスライドしてきて、その板ガラスに血が流れるだけで、首切りを表現してるんだ。観客の想像力だけで首切りを表現したシーンなんだよ。だがな、オーメン666は、ダメだね。リメイク版だけど、オーメンを全く超えてないし、映像が綺麗になっただけ。まあ、唯一首切りのシーンは良かったが』
私は士郎の映画談義が終わったのを確認して、携帯電話を再び耳にした。
「で、なんでダミアンなの?」
『お前な! ホラー好』
「私は怖い話が好きなだけ。別にホラー映画とかオカルト映画とか詳しいわけじゃない」
さらに蘊蓄が続くのが嫌で、即座に遮った。
『――とにかく、オーメンのダミアンは『ヨハネの黙示録』に書かれている『獣』の、証である666が刻まれている悪魔の子なんだよ』
私は士郎がダミアンと言った意味が漸く分かった。
「なるほど。で。このハンネの意味は?」
私は指でハンネを差そうとしたが、途中で慌てて引っ込めた。差したら悪い事が起きそうな気がしたからだ。
『分からん。赤いチョッキや赤いチャンチャンコの話は聞いた事あるが、赤い女の子なんて話、聞いた事ない』
「確かにないわね」
私は携帯電話片手に、画面更新をする。私のレスの下に新たなレスが書き込まれていた。
668:怖い話大好きさん[sage]2008/07/10 00:01:06
>>666
なにこれ超ヤバくない?
うは、なんでも叶うんだwwwwwwwwww
うたつはなあばをろのをちひ
むずかヰえくれくいあろみとに
の後に願い事を書きゃ、なんでも叶うんだな!
おい!>>666!
叶わなかったら、タダじゃおかねえからなwww
『――うわ、誰だ。スルーすりゃいいのに煽ってやがる』
士郎もレスを見たようだった。
「まずくない? 荒れちゃわない?」
私は更新をクリックする。
さらに書き込みがあった。
671:怖い話大好きさん[sage]2008/07/10 00:05:29
今、メモ用紙に【うたつはなあばをろのをちひむずかヰえくれくいあろみとに】と書いた
なに頼もうかなあ
一億円欲しいとか書いて叶ったらマジ嬉しスwww
>>666
叶わなかったら(ry
私はこの書き込みにどこか寒気を覚えた。
「こいつ、知ってるような気がする……」
『え、666を知ってるのか?』
私はまた更新をクリックする。
「知らないわよ。私が知ってそうな気がするのは、煽ってる方」
『ああ。益田じゃね? あいつ、最近2chにハマってて、なんか荒れてるらしいから』
私の頭が弾き出した人間と、士郎も同じ意見だった。ますます薄ら寒くなってきた。
「ねえ、今から迎えに来て」
士郎はしばらく黙っていた。
『――今から?』
「ダメ? なんか怖いのよ。益田のヤツが……」
私はまた更新をクリックする。
673:怖い話大好きさん[sage]2008/07/10 00:07:08
(ΦωΦ)ふふふ…
願い事を書いたぜ
で、なになに
誰にも見られないように神社の木に(ry
めんどくせえなあ
神社ねえ…
おお、あるある!今から行ってくんからよ!
「お願い、士郎! 迎えに来て!」
私は携帯電話に叫んでいた。
『――今向かってる。でもよ、なに怖がってるんだ?』
「私…… あ、あいつにストーキングされてるの! なんかされそうで怖いのよっ! この一週間ずーっとアパートの前にいるし」
『なる。益田の好きなヤツってお前だったんだ。後、十分ぐらいかな』
私はホッとした。十分なら益田はウチに来れない。
私はまた更新をクリックした。
益田は携帯電話からの書き込みで、執拗までに実況中継をしている。
676:怖い話大好きさん[sage]2008/07/10 00:10:34
今、家を出たところ
一番近いの神社はここから歩いて十分のところにある
ぐふふ(ΦωΦ)
もうすぐあいつは俺のもんだ
私はその書き込みに身体中、粟立った。気持ちが悪い。益田は絶対にどこかおかしい。
678:怖い話大好きさん[sage]2008/07/10 00:13:37
一番最初の角を曲がった
うえ、暗れえ
チッ、外灯が切れてやがる
防犯上良くねえだろ
確かあそこの神社は縁結びの神様だったな
いいねえ、実にいい
吐き気がしてきた。私の気持ちなんてこれっぽっちも分かってない。分からないから、ストーキングに走るんだろうけど……
『おい。大丈夫か?』
「――なんとか」
『あいつ本当に神社に向かってるのか?』
「多分。ご丁寧に実況中継してくれてる」
『バカだ。で、あいつなんて書いたか分かるようなヒントないのか?』
私は益田が書き込みをしたレスを読み上げた。
『なるほど…… もうすぐあいつは俺のモノ…… 確かあそこの神社は縁結びの神様だったな…… お前をどうこうしたい感じだな』
私は首を激しく振る。勝手に想像を始めようとする思考回路を止めるためだ。
「いやっ!」
士郎の苦笑いが聞こえてきた。
『即答かよ。でも、そんなに悪いヤツじゃないんだけど、普段は』
「いやっ! 私には好きな人いるのに!」
『――なに、お前好きなヤツいるの?』
士郎の声で口を押さえた。思わず本音が口から零れてしまった。しかし、士郎、にぶ過ぎない?
「いちゃいけない?」
『――いや。付き合ってんの? 付き合ってんなら、迎えとかまずくね?』
「まさか。完全に片思いよ。相手は私が好きだなんて、露ほども思ってないわ」
確かに思ってないだろうなあ。『付き合ってんの?』なんて聞いてくるくらいだから。
『そうか…… で。益田の動きは?』
私は慌てて更新を掛ける。
「もうすぐ着くみたい…… 早いよ、十分じゃないじゃない。士郎、今どこ?」
部屋が段々寒くなってきた。なんか、ヤバい気がする。部屋、出た方がいいかも。
『今、お前のアパートが見えた。あと、二分ってトコかな』
私はその言葉で、ノートパソコンの接続設定を換え、電源コードを外す。焦る姿が鏡に映った。完全に部屋着だ。でも、洋服なんて構ってられない。今はお洒落よりも貞操が遥かに大事だ。
共用無線LANで繋がったノートパソコンと携帯電話、バッグをひったくるように持ち、玄関に走る。
玄関のチャイムが鳴る。
私はパソコンとバッグをきつく抱き抱えた。
「だ、誰?」
「俺だ、士郎だ」
私は慌てて玄関を開け、電気を全て消し、ドアに鍵を掛けた。その瞬間、部屋の中で床に大きな物が落ちる音がした。
「痛ってえ!」
私と士郎は顔を見合わせ、慌てて廊下を走った。
「な、なんだ! なんで部屋の中から声がしたんだ!」
「分かんないわよ!」
私達は素早く階段を下り、車に飛び乗った。士郎はスターターを捻り、エンジンを掛け、車を走らせた。
私は溜め息と共に助手席に凭れ掛かる。
「危なかった……」
「――確かに」
士郎はハンドルを何回か切り、車を停めた。
前方には私のアパートの裏側が見える。
「なんで、車停めるのよ!」
「いや。お前の部屋が気になって。あれ、益田の声だったよな」
士郎はそう言いながら、車の外を見詰めた。私も自分の部屋を見た。
「うん。あいつの声だった」
「なんでいきなり現れたんだ? まさかお前らグル?」
「あんなヤツと一緒にしないでよ! 気持ち悪い!」
私は両腕をきつく抱き締めた。
士郎は私をジッと見詰めてくる。不謹慎な心臓は、少し早く動きだした。
「嘘が吐けるタイプじゃないもんな、お前」
色気も素っ気もない。いや、ここで色気だしてどうする。不謹慎な私の思考回路を一喝し、士郎に頷いた。
「嘘は吐いてない。でも、あえて言うけど、部屋には私独りだった」
「そうか」
士郎はそう言ったきり、真っ暗な部屋を黙って見詰めている。外灯のほとんど届かない室内は、薄暗く不気味に思えてくる。
「――なんか書いてないのか?」
私は慌てて更新を掛ける。
書き込みがされていた。その書き込みに恐怖を通り越し、怒りさえ覚える。私は黙って、士郎にパソコン画面を見せた。
「ああ? 最低だな、益田のヤツ」
益田は私がいない事をいい事に、部屋を荒らしていた。でも、部屋が目的だったらしい。私は胸を撫で下ろした。
「電気が点いた」
士郎の声で私は部屋を見上げる。
カーテンの隙間から、光が洩れていた。カーテンが揺れる。カーテンの向こう側で益田が楽しんでいるのかと思うと、胸とお腹がムカムカしてきた。
「なんで、私が逃げなきゃなんないのよ、悔しい」
「逃げないで部屋で鉢合せする方が良かったのか?」
私は即座に首を振った。
士郎はいきなり携帯電話を取り出し、二、三回ボタンを押し耳に当てた。
「誰に電話してるの?」
士郎は人差し指を唇に当てる。
「黙って、あ、益田?」
私は目を見開いた。
なに、電話掛けてるのよ!
と、怒鳴りたかったが、口を両手で強く押さえ、言葉を飲み込んだ。だが、士郎を睨み付けてしまった。
士郎はそんな私に苦笑いを浮かべ、部屋を見上げた。
「益田、今何処にいるんだ? 俺は仕事帰り。近くにいるなら、久しぶりに呑もうと思ってさ」
士郎がいったい何を考えているのか分からなかった。
手持ち無沙汰の私はBBSを更新した。
私は画面に釘付けになる。益田の書き込みで、みんな引いたようだ。益田の最後の書き込み……
692:怖い話大好きさん[sage]2008/07/10 00:46:59
うはあ
今ベッドに寝てる。すんげえいい匂い
吐き気を覚えた。だが、私を釘付けにしたのはその下……
693:赤い女の子[]2008/07/10 00:46:66
ねがイ事がかナっタね
ヨカったネ
契ヤクかんリョウ
契約ってなに?
しかも、46分66秒って有り得ない時間を差している。
私は背筋が寒くなった。人外なモノが動いているような気がした。
「――なんか、電波悪いなあ。益田がいるところ、電波悪くね?」
士郎の声が聞こえてきた。私は慌てて士郎の肩を突々き、士郎に画面を見せる。
「――悪戯にしちゃタイミング良過ぎだな。あ、なんでもねえよ。ホント電波悪いなあ。こっち? バリ3だよ」
士郎は私の部屋を見上げた。やっと士郎の考えている事が分かった。本当に私の部屋に益田がいるのか、確かめるためだ。
カーテンの右が開き、窓際に立つかなり肥った影が現れた。士郎はその影を見詰め頷いた。
私はその影の後ろに目が奪われる。
益田は影なのに、なんで、はっきり見えるの。
赤いワンピースを着た髪の長い女の子。
しかも、益田の頭より高い。
「――益田、後ろ……」
士郎も気が付いたようだった。私にも聞こえる携帯電話越しの叫び声。益田の背中が窓に張り付いた。
「益田、逃げろ!」
士郎の声がする。益田は悲鳴を上げながら窓際から消えていく。
士郎は携帯電話片手に車を飛び出した。私も慌てて後を追う。
「警察に電話!」
「え! なんていえばいいのよ!」
士郎は私の携帯電話をひったくり、110番通報する。
「すみませんっ! 女友達の部屋に不審者がいます!」
私は妙に納得してしまった。確かに益田は不審者だ。
「早く来て下さい! 今、友人と変わります!」
私は慌てて携帯電話を受け取り、軽く事情を説明し、住所を言う。対応している警官は冷静だった。あまりにも冷静に対処されると、切羽詰まった自分がバカバカしく思えて、かえって冷静になれるものだ。
通話を切り、路地を走る士郎を見た。
「部屋の前で待ってるようにだって」
士郎が振り返り立ち止まった。
「益田はどうなっちまうんだよ!」
「益田は不審者でしょ!」
「見殺しにするのか!」
私はその言葉で、血の気が引いた。
「契約完了って事はあいつの願いが叶ったんだろ! で、あの赤いヤツが現れた! おかしいじゃねえか! あいつは取引きしたのか! 何を取引きした!」
私の頭の中にある単語が思い浮かんでいた。だが、そんな話、絵空事で都市伝説の中でしかない。現実では有り得ない。でも、有り得ない事が起きている。
士郎は私の手を引き、走り出した。
部屋を見える場所から入口まで意外と時間が掛かった。車なら少しの距離なのに、人間の足だと、かなりの距離に感じる。
私達は息を切らしながら部屋の前に着き、士郎は部屋のドアノブを何度も回す。
「鍵!」
私はポケットから鍵を取り出し、士郎に渡す。
「待った!」
私と士郎はその声に振り返った。
「通報した方ですね!」
制服を来た警官が走りよってきた。そして、ドラマと同じように警察手帳を開いて見せた。
「不審者が部屋にいると通報しましたよね」
「はい」
「不審者が抵抗すると危険ですから、私の後ろにいて下さい」
警官はそう言って、私達の前に立ち、チャイムを鳴らした。全く応答がない。当たり前だろ。不審者が出て来るわけがない。警官は何度かチャイムを鳴す。チャイムの音が空しく響いていた。
「入ってもよろしいですか?」
私は頷いた。士郎は鍵を開け、警官の後に続く。
短い廊下に部屋の灯が漏れていた。
部屋は静まり返っている。警官はトイレやバスルーム、納戸の扉を警戒しながら開け、中を確認する。
残るは目の前のドアの向こう。
警官は警棒を確認するかのように握り締め、ドアをゆっくりと開けた。
「な!」
警官は奇声を上げ、その場から動かなかった。
士郎の後ろにいた私には、何がなんだか分からない。
「士郎、どうしたの?」
「――死んでる」
警官は慌てて携帯電話を取り出した。
「君達はここから動かないで!」
警官は部屋を飛び出していく。私は士郎の脇を擦り抜け、ドアのところに立った。
部屋は夥しい赤い液体が飛び散っていた。壁や天井にまで、大量の血飛沫がある。部屋の真ん中で益田の濁った瞳は空を見詰めている。だが、腕は書机のイスにぶら下がり、足はベッドに引っ掛かっている。
巨体な身体は窓際に転がっていた。
私が目にした益田の最後。
私は目を閉じようとし、元益田に違和感を感じた。
私はすぐにその違和感に辿り着いた。違和感に気が付いた途端、胃液が逆流してくる。私はトイレに駆け込んだ。
「――大丈夫か?」
扉の向こう側から士郎の声がした。
「うん。あいつなんで女装してるの?」
士郎がドアのところに戻る足音がし、また、戻ってきた。
「あれ、お前のじゃない‥よな…… 着れるわきゃない」
益田は赤いワンピースを着ていた。いや、あれは白いワンピースだったろう。着ている人間の血を吸い上げ、見事なまでに深紅のワンピースになっていた。
士郎は溜め息を吐く。
「取りあえず、警察に全部話すしかないよな。信じてもらえないだろうけど」
「確かに」
私はトイレを流し、立ち上がる。
便器に赤い水滴が落ちて来た。
私の心臓は有り得ない早さで脈を打ち出した。
また、ポタリと赤い液体が落ちて来た。
私はゆっくりと顔を上げる。
「そいつ、頭が切れるヤツで良かったね」
私の真上で、真っ赤に染まった女の子が、微笑んでいた。
了
後書きまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
初のホラー物。
どんな塩梅でしょう?
うたつ様の文言は、造語です。
うたつはなあばをろのをちひ
むずかヰえくれくいあろみとに
の後に願い事を書いても叶いません。
たぶん。
叶ったら怖いです。赤い女の子がやってきちゃいますよ。
たぶん。
赤い女の子がやってきても、願い事が叶わなくても、私に文句は言わないで下さいね。
ホラー物はやはり難しいと思った剣崎輝がお送りしました。