表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

20/26

展開は適当に考えたので、決着もそこそこ適当な気が……

ジェシカから逃げてはいるが、弱点が見えてきた。

「どこに隠れたんですか!?卑怯ですよ、出てきなさい!」


どうやら、あの白スク男がジェシカに指示を出しているみたいで

見えないところにいると攻撃されないっていう事だ。

「葵、今の内に少し遠くへ行っておいてくれ。」

「気をつけてね、くーくん。」


葵が見えないくらい離れたのを確認してから、白スク男の声を集中して聞き取る。

「く~……あのガキどこ行った!」

どうやら見失ったままらしい。チャンスか。


ジェシカは強いが、結局は操ってる方を倒さなきゃ意味がないからな。

悪いが無視して倒させてもらうぜ。

声のする方と逆に足を向け、さらに家によじ登る。

身体能力強化で視力も良くなったから、多少離れても良く見える。


「いたいた。」

位置を確認しつつ、ばれないように近付いていく。そして、

「ふぅ……逃げたんですかねぇ?」

油断しているが、俺は直線で十メートルくらいの距離にいた。

……今だ!


タイミングを見計らい、音が鳴らないように走り寄る。が、

ジェシカが俺より早い速度で突っ込んできた。

「うぉ!?」


ゴッ!


「~~!痛ってぇ!!」

膝蹴りが飛んできたのでガードはしたが、結構いいのが入った。


「おや、不意打ちをかけようとしてたんですね。」

「……さっきまで出て来いとか言ってたのは演技じゃなかったのかよ。」

「ワタシは本当に見失ってましたよ。」

「ジェシカは自律式で、俺を捜させなかったのは罠だったって事か。」

「正解です。今まで戦った人たちも君と同じような方法を取ってきましてねぇ。」

白スク男にいいようにハメられたとか、ムカつく!


「チッ!」

「逃がしませんよ!」

ジェシカは俺より力も強いし、素早い。攻撃を避けたりガードしたりしているが、

ダメージは蓄積されていく。


「ぐう!」

「さっさと倒れてしまいなさい!終わったらワタシはジェシカとの甘いひと時を

過ごすんですから!」

どうにかして倒す方法は……思いつかない!

ショタ女は男のチン○をくっ付けてやったら発狂したが、コイツは人形だから

苦手な物がない!?万事休すか!


「ち、ちなみにジェシカの好きなところは!?」

俺の思考回路が限界だったのか、よく分からん質問が口から出た。

「好きなところですか?そうですねぇ。美しい顔、身体、全てですかね。」

質問した後、喋ってる間に隙でも出来ないかと考えていたが、

自律式ってのは本当みたいで攻撃が止む様子はない。


「さて、そろそろお仕舞いにしましょう。」

ジェシカの攻撃が激しくなってきた時、思わず組み付いてしまった。

「あ!ジェシカになんて事を!?」

パンチとかキックの威力が減ると思ったんだが、力が強過ぎて痛いことには

変わりない。


もうこうなったら何でもいい……何でもいいから能力、発動しろぉぉぉー!!

そうして発動した能力は、物体を伸ばす能力……そしてジェシカの一部分が伸びた。


「ジェ、ジェ、ジェ、ジェ……」

白スク男が某テレビドラマの名言に似た言葉を口から出す。

それほど衝撃的だったのか。


伸びた部分は……足。

1mは伸びたもんだから、そりゃもう巨人化した。俺がしゃがまないでも

股をくぐれるくらいだし。スレンダーマンとかいう都市伝説があったけどそんな感じ。

傍から見たらすっごいシュールな絵だと思う。


「ジェシカーー!!」

あ、動揺してる。

白スク男は無理に動かそうとしたらこけた。まぁそうだろうな。


俺は走り出す。ジェシカの足が元に戻る。俺を追いかけてくる。

だが遅い!!

「どっせい!!」

「ぎょあ!?」


フライパンの一撃で気絶させてやるとジェシカも動かなくなった。

今回、雑な勝ち方だった気がする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ