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女神がこんなのだとは思わなかった

何で?どうして?何故に葵まで病気に…

ペタンコ…ペタンコ………ペタンコ……………


「…くーくん?」


ハッとした俺はとりあえず部屋に葵を入れ話を聞いた

何でも朝起きたら縮んでいたらしい


神様、俺に恨みでもあるんですか?

『そーいう訳でもないんですけど~』


じゃあどうして葵がこんな姿に

『呪いの力ですね~』


呪いなら解けよ!

『相手も神様ですので、中々難しいんですよ~』


さっきから誰だ?頭の中と会話すんなよ

「くーくん、あれ!」

葵に引っ張られて横を見ると頭に輪っかが付いて羽が生えた

女が空中に浮いている。


『どうも~女神です~』


とりあえず警察に『ちょっと待ってくださいよ~!』

コスプレ女が必死で止めに掛かる。


「不法侵入ですね。」

『問題はそこじゃなくて、あなたに話があるんです~』

「俺はないです。」

『お願いだから聞いて~!!!』



「はぁ?女神?」

『そうなんです~』

「さっき俺の中で神は死んだので帰ってください。」

やばいヤツだ

こういうのは関わらないに限る。


「くーくんってば、話くらい聞いてあげよう?」

『良い事言いますね!なんせ病気が治る可能性「その話詳しく!!!」ヒィ!』

なんだって?治るのか?


『あのですね?世界中で幼児化している原因は病気じゃなくて呪いなんです~』

呪いときたよ

『で、ですね、さすがにこのままじゃマズいということで呪いを掛けている

神様たちも含めて話し合いをしたんです~』


「待て、まず何でその神様たちとやらは呪いを掛け始めたんだ?」

『それがある神々が集まって会議をした時に…』


ロリって世界で一番可愛いよね

は?何言ってんだ?時代はショタだろ

バカじゃねぇの。幼女見るとペロペロしたくなるだろ!

ショタだって同じくハスハスしてぇんだよ!


…もう全員子供にしたらいいんじゃない?

「「「「それだ!!!」」」」


「それだじゃねぇよ!!」

『ヒィ!!』

「ふざけんなよ!テメェらの都合で葵はこうなったってのかよ!」

俺は感情の限りに叫んだ


「くーくん…」

「返せ…返せよ、俺の、俺のHカップ!!!」

「くーくん?」


涙が止まらない


「もうちょっとで…もうちょっとだったのに!!」

「ま、まだくーくんのものでもないんだけど」

「俺がどんなにスーハースーハー、モミモミ、グニュグニュ、ピーする日を

夢見て"ゴッ!!"」


葵の手に厚めの辞書が見えた

「一回、落ち着こう?」

目がマジだ

「ハイ…」



「それでどうすればいいんですか?」

『神々が選んだパートナー達に戦わせて、最も強い人たちに呪いを解く権利と

願いを一つだけ叶える事が出来る権利を与えるという事になりました~』


「全員元通りじゃダメなんですか?」

『なんでも向こうも力を相当使ったらしく、元通りにするだけだったら

疲れ損じゃないかと言われまして、それならゲーム感覚でやった方が

楽しめると…』


今なら神を殺れる気がする

『そこで私が選んだのがあなた達だったんですよ~』

「理由は?」

『私たちはパートナーの片方に特殊能力、もう片方に発動条件を

設定する事にしたんですよ~』


どういう事だ?

『今からランダムでどちらかに特殊能力を付与します。その能力を

使いたければ、もう片方が欲情させるしかないので欲が強いほうが

いいんです~』

欲情?

「え…?それってエロい事?」

『別に欲情すれば何でもいいですよ~』



ナニその降って湧いたようなエッティ展開!!ウヒャッホゥ!!

『ちなみに決着は特殊能力を付与された方が戦闘不能になった時です。

じゃあいきますよ~、はいド~ン!…これでOKで~す。

特殊能力が付与されたのは~』


早いな!しかしどうなったんだ?

まぁいい、俺に特殊能力来い来い来い来い来い!


『空さんですね~』

シャオラァァァ!!

『特殊能力は使わないと分かりませんので、効果は自分で確認してくださいね~』

「よし、じゃあ早速確…に…」



『? どうしました~』

「戦闘中とかも、このままの姿?元に戻ったりしない?」

『そうですよ~』


「くーくん…その、あんまりそうい「なんで?なんで今なの?」」

『何がですか?』



大事な事を忘れていた。


「俺は…

巨乳好きなんだ…」


葵は【身体幼児退行病】に掛かったんだった



『………ファイト!じゃそういう訳で!』


女神がいなくなった後も俺はしばらく動けなかった

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