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エンドレス レクイエム その5

[パトレシア!ジャック・ギャザリスを頼む!俺は解き放たれた邪神の欠片を追う!良いか!][任せとけ!邪神の欠片は頼んだぞ。アドニス]アドニスは振り返り親指を立てた。[あれがガントレッドオーブ。我等が求めた兵器。邪神パイロン様に差し出さなくては]邪神の欠片は飛空挺ジュブナイルに向かった。




[アインシャーク!何か霧状の雲がこっちに向かって来るぞ!舵を取れ!面舵一杯に!][カエサル。操縦の仕方は?][………ン?アア。知らなかったなー。エー………アノ〜………ガイド君。教えたまえ][まずは机の上のクリスタルに手をかざすんだ。三人共だよ][………こうか?………]三人はクリスタルに手をかざした。




[アインシャーク、カエサル、レイン。認識しました。只今より、空挺モードに切り替えます。操縦者は名乗り出て下さい][私だ。アインシャークだ][認識しました。次に攻撃手を][二人だ。カエサルとレイン。二人でやる][認識しました]アインシャークの前に舵が飛び出して来た。[これで操縦するのか?]カエサルとレインの前にスコープが上がって来た。[ガイド。説明しろ]…………[オイ!ガイド君!][僕、寝てますんで。スリープモードに入りますから][アア!そうかいそうかい!勝手にしろ!][アドニス。まあ我等でやるしか無さそうだ。慣れるより慣らせ。よく言うだろ?][チエッ………だってようレイン][とりあえず進路を替える。このまま浮いてるだけでは話しにならんからな。ソリャー!面舵一杯!]アインシャークは思いきって舵を取った。




ゴゴゴゴゴ…………ジュブナイルが動き出す。[ターゲットロックオン!行くぜ!レイン!ドデカイ花火でも噛ましたろうぜ!][こっちもオッケーだ!][レディー!ファイアー!]ジュブナイルの砲弾は霧状の者に向かった。




ダウン!ダウン!




衝撃と共に邪神の欠片に当たる。




[ヨッシャー!カウンター!][浮かれるなカエサル。煙幕で当たったかわからない]





[ヒュー。アブねえアブねえ。ガントレッドオーブが攻撃だと?パイロットは?誰か中にいるのか?まあ良い。コンタクトを取ろう]





[ガントレッドオーブのパイロットよ!聞こえるか?我が名はアドニス。火の神インフェルノの遣い。応答しろ!][…………こちら、アインシャーク。この大陸を守る皇帝。ガントレッドオーブは我が手にある。これより飛空挺ジュブナイルはジャック・ギャザリスからいでた霧状の者を狙う。被害に遭わない場所で待機するんだ][止めてくれ!攻撃を止めてくれ!そいつは邪神の欠片。ジャック・ギャザリスに取り付いていた邪神。俺が封印する。後で挨拶に行く。封魔の義が終わったら、仲間に入れて頂きたい。皇帝。宜しいか?][構わん。カエサル、レイン。攻撃中止。これよりジュブナイルは神の遣いを援護する][ありがとう。直ぐに行くさ。それから、さっき戦っていた二人には手を出すな]





アドニスとアインシャークの初めての会話だった。




続く

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