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獣乱のゲノム  作者: 大野 響


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3/11

団体戦

「先生の敵、みんなで取ろうぜ!」

「おー!」

 玄真の言葉に、クラスメイト達が拳を突き上げて応えた。


「班長、大変です!多数のネズミがこちらにやってきます!」

 教室に急いで入ってきた隊員が、窓の外を指刺した。


 森田達が窓の外を見ると、破られた学校のフェンスから十匹以上の大ネズミがグラウンドに入ってくるところだった。


「まずいな。水川、本部からの応援を要請しろ!俺がやつらを引きつける。お前達、獣衛隊に入りたいなら、今すぐ校舎にバリケードを作れ!」


 森田はそれだけ言うと、教室の窓から外へ飛び出した。獣衛隊のスーツには小さなジェットが搭載されているため、森田はそれを使ってササッとグラウンドへ降り立つことができた。


 森田に向かってきた大ネズミが、大きな口を開けた。それと同時に、森田は大ネズミの頸動脈を狙って首を切り落とす。

 次にやってきた大ネズミの頭には剣を突き刺した。


「すっげー」

 森田の早業に、アランは思わず声を上げた。

 

「班長、応援到着まであと10分です!フェンスの修復も今完了したと連絡が入りました」

 森田に続いてグラウンドに降り立った志穂が、森田に報告して大ネズミとの格闘に参加した。


「おいおい、何匹やってくるつもりだよ。最初の報告じゃあ、フェンス破ったのは1匹だったはず」


 志穂に続いて戦闘に参加した男性隊員が、青ざめた顔で言う。


「しかも、まっすぐ学校に入ってきますよ。最近のネズミは子どもを狙うって話は本当ですね」


「ネズミも知恵がついたんだろ。団体戦ってところだな」

 志穂と森田は、話しながら大ネズミを倒して行く。すると、学校のフェンスの別の場所も大ネズミによって突破されてしまった。


 校舎に近付く大ネズミ。昇降口を塞ぎ、バリケードを築いた生徒達のところに突っ込んで行く。

 

 バリケードに近付いた1匹目の大ネズミは森田が銃を撃って倒したが、2匹目がバリケードに到着して男性教師一人の頭に噛みつく。


 怖くなった他の教師達が逃げ出そうとしたため、大ネズミはアランのすぐ側までやってきた。

 

 思わず腕を振り上げ、体の針を大ネズミに喰らわせるアラン。のけぞったネズミに、机をぶつけるミラン。


 怒ったネズミが迂回して昇降口のガラスを更に破り、そこから突進してくる。


 咄嗟のことに動けない瞬が大ネズミに喰われそうになる。すんでのところで、ミランが瞬に飛びついて逃げた。

 その拍子に、ミランの翼が大きくなって広がった。

 

 驚くアランと瞬。しまった、という顔をするミラン。


 そこへ、ネズミがもう一度迫ってきた。


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