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第六話 睡眠不足には注意せよ!!

本当に『睡眠』は大切だと思う今日この頃です。

 新作小説を制作し始め、既に一週間が過ぎようとしていた。打ち合わせに、制作。修正に中学受験の為の勉強の疲れが出てゆいは案の定…干からびていた。

 学校から帰ってきて宿題に受験勉強して制作。考え事ばかりして寝付けない。

(あー32時間誰にも邪魔されず寝たい。)

そう思いながら、結は重い瞼を閉じた。


……

(さっむっっ!!)

起きた瞬間の感想はそれだった。流石一月。その寒さは舐めてかかってはならない。はずなのに、昨日は暖房をつけずに眠ってしまうという失態を…

昨日の自分のせいでまともに寝れなかった。あと1時間程度すれば夜が明ける。二度寝をするわけにはいかないので、本棚からノートを取る。

 中には設定を自分なりな解釈した紙や、登場人物達の性格や人生について考察された紙が挟まれている。ぱらぱらと捲られたページにはびっしりと話の流れが書かれていた。

(よしっ…)

頬を軽く叩き、自分に喝を入れ、結はキーボードを打った。


……

「何があったんだ…?」

人の顔をガン見しながら大地こいつは何を言いやがる。失礼な…

「どうすりゃそんな顔になるんだよ」

顔を引き攣らせながら苦笑いを浮かべる他ない。おそらく濃い隈が目の下にいるからだろう。

(寝不足とか、言いたくねぇからな)

無駄な自尊心プライドの為、黙秘を貫く事にする。口が裂けても言わん。

 大地に対して、『体を大切にしろ、寝ろ』と偉そうに言っている人が、自身の健康管理もできていないなんて、説得力のかけらもない。

(っていう割には)

 大地も隈がある。試験まで後二週間を切っている。ラストの追い上げだ。因みに、結は今週だ。

 試験と息抜きを両立とはやりおる。大地こいつも。

 

……

 結局、2人は寝不足改善の為、1日しっかりと休みを取る事で話がおさまった。結は休みだ!とはしゃいで喜び、大地はしっかり眠ることができた。

 今回の件で2人は睡眠の大切さを色々な意味で思い知ることができた。

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