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【GunSHOP】スキルで銃無双  作者: カロ。
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85.ステータス確認と次へ

85.ステータス確認と次へ








【深海の遺跡】で手に入れた卵が新種の物だったと判明してから1週間ほど、特に他のダンジョンに行くことも無く家でまったりとゲームしたりして過ごしていた。

ダンジョンへ行かないのに特に理由はなく単純にちょっと休憩したかっただけだ。



『マスター、こういうのはどうですか?』


「ふむふむ、これもいいなぁ」


一日中ゲームをしている訳じゃない、では他の時間に何をしているかと言うとヘレナと次の機体を作るとすればどういうのがいいかと話し合っていた。

今までは必要になってから作っていたのだがなぜこうして先に考えているかと言うと【星石】の存在だ。

俺の考えでは新種の卵なんかより表にだすとやばそうなのが【星石】だ、もしかしたら考えすぎで売りに出したとしても平気かもしれないが調べれば調べるほどやばそうなんだよなぁ。


何しろエネルギーの塊だ、使い道によっては考えたくもないものになる。


それなら隠して自分達で使ってしまえばいいのだ、機体のエネルギー元にでもしていっその事ロマンあふれるものを作ろうとヘレナと話し合っていた。


『そういえばマスター、最近ステータスの確認をしていませんが平気ですか?【GunSHOP】スキルのレベルが上がってたりしないんでしょうか』


「ん、ついこの間レベル上がったところだし流石にまだだろうけど、一応ステータス確認しておくか」


ヘレナに言われてステータス確認の事を思い出した、ゲームだ何だとしていたら忘れてたな。ついこの間スキルのレベルが上がったところだし流石にまだだろうけど最近GPを大量に使ったしなぁワンチャンあるか?






名前:神薙 響   年齢:15 → 16


レベル:88 → 93


STR:220 → 231

VIT:176 → 183

AGI:231 → 240

DEX:935 → 1005

INT:8

MND:7


≪スキル≫

<ユニーク>【GunSHOP】Lv:7

<上級>【空間庫】Lv:7 

<スキルリンク>【野営地】Lv:3 → 4

<特級>【射撃】Lv:6 → 8

<上級>【銃術】Lv:2 → 5

<上級>【堅忍不抜】Lv:─

<上級>【気配感知】Lv:5 → 6

<中級>【遠目】Lv:─

<スキルリンク>【イーグルアイ】Lv:10

<ユニーク>【風読み】Lv:─

<上級>【計算】Lv:1 → 3

<中級>【体術】Lv:8 → 10

<ユニーク>【制御:機械種マギア】Lv:─

<スキルリンク>【格納庫】Lv:─

<上級>【水中呼吸】Lv:1 → 3





まず、レベルだが93になっている。これでAランク試験の条件をひとつ超えたわけだがいつかは超えるものだと思っていたからそこまで思う事は無い。

欲を言うならきりよくレベルを100にしたい。


次にステータスだが………うん、ついにDEXが4桁を越えたな………

もうここまで来るといっその事どこまでいけるか逆に気になってきた。っていうか他の人の平均的なステータスとか気になるな、ネットにそういう情報ないだろうか?後で調べてみよう。


最後にスキルだが、【野営地】はここ最近特に使うようになったのと建物試しに建てたりしてたのでそれでレベルが上がったんだろう。後で何が追加されたか見に行かなければ。


【射撃】は使ってたら上がっていく物だから気にしないとして、【銃術】が一気に3つもレベルが上がっているな、スキルアーツの使用頻度が上がったからだろう。

そして何やら新しいスキルアーツを覚えているが確認は最後にして次に行こう。


【気配感知】は常に使っているからレベルが上がっているのは順当か、ただ使用頻度に比べたら思ったより上がってない気もする。

【計算】と【体術】も頻繁に使うし、今回新しく覚えていた【水中呼吸】もそこそこ使ったからかレベルが上がっているな。

後で【水中呼吸】が何分になったか調べておこう。


携帯のメモにステータスの確認をしながら後でする事をかきこんでおく。


そして気づいた人がいるかもしれないがこの休日の1週間の間に誕生日を迎えて16歳になった。

お爺ちゃんとお祖母ちゃんにささやかながら祝ってもらえてプレゼントも貰えた。


もう高校生だし特に祝う必要もないと感じてはいるが好意を無下には出来ない。

それに貰った物を見て思う、世代が違くて何を上げたらいいのか悩みそれでもと用意してくれたプレゼント。そういった気持ちが嬉しい。






◇  ◇  ◇  ◇






「【オートタレット】ねぇ………」


現在地は【野営地】内、そこで【銃術】の新しく覚えたスキルアーツを確認している。



【オートタレット】

<銃をセットする事で自動射撃を行うオートタレットを設置する、セットする銃により再使用に必要な時間が変更される>



説明を見る限り銃をセットすればいいみたいだ、【オートタレット】のスキルアーツを使用するとディスプレイが出てきてそこにセットが1、2、3とある、どうやら3つまで編集可能なようだな。


タレットと言えば機関銃的なやつか?試しに入れてみるか。


【GunSHOP】スキルで〝機関銃Golf〟を買いそのままスキルアーツへとセットしていく。


「ほーん、なるほど?」


【オートタレット】のスキルアーツへと機関銃を入れると今度は土台の設定へと画面が進んだ。

土台には機関銃を1つだけセットする物から4つまで同時にセットできるやつもある。


「ぐぬぬ………4つセットしてぇ………」


4つ同時に掃射されるとかめちゃくちゃ凄そうだし見てみたい、GPに余裕はあるし買っちゃうか………?


【深海の遺跡】ダンジョンで狩りまくったおかげでGPは3000万を超えているので正直ちょっとぐらい消費しても痛くない。


というわけで4つ買っちゃう。


「これをこうしてっと弾は………ここに流し込むのか」


買った銃を4つセットしていき次に弾を補充していく、どうやらこの画面に流し込めばいいみたいだ。

じゃらじゃらじゃらと【GunSHOP】で弾を購入しては流し込んでいく、ひとつにつき3000発、全部で1万2千発を取り合えず入れておく。

まだまだ入りそうだが余裕があれば限界まで入れておこう。


「んでこれを………【オートタレット】」


発動キーを唱えると目の前にドンッと機関銃が4つ付いたデカいのが出現した。


「見た目がいっかつい」


機関銃が片側に2つそれが右と左にあるので4つ付いた物が出てきた【オートタレット】というスキルアーツだからか自動で動いているのをみるとどうやら敵を探しているようだ。

っていうか出してから気づいたがこれどうやって敵味方の判別をつけているんだ?ちょっと怖くなってきた。


『これが新しいスキルアーツですか………別に私が作り出す物でも同じことできますよ?』


「いや、まぁそれはそうだろうけど………」


ヘレナの言う通り確かに同じこと出来るんだよなぁ、しかもヘレナが作った場合本人が動かすだろうし不安になる要素が無い。


「物は試しだから」


『そうですか………』


一応納得したのかヘレナが大人しくなる。



「取り合えずアサルトライフルの場合とかも見てみよう」


セット1には機関銃を4ついれたので次はアサルトライフルを試しに入れてみる、もちろん追加で購入した新しいやつだ。


「アサルトライフルの場合は固定のやつとドローンのとかもあるのか………」


小さい銃だからだろうか、機関銃と同じ土台のやつだけじゃなくてドローンを土台にしたやつが選択肢にある。

こっちは試しにドローンにしてみるか?


ドローンを選択してみると画面が切り替わり今度は何台使用するかの選択になった。どうやらアサルトライフルの場合は1~5台のドローンを選択して1つにセットできるらしい。


ここも折角だし最大の5台を設定して、追加で【GunSHOP】からアサルトライフルを買っていきセットしていく。

セットが終わったら呼び出してみる。


「おー、そう言う感じか」


呼び出した【オートタレット】ドローンは飛んだ状態で現れた、胴体の下部分にセットしたアサルトライフルが付いている。


俺の攻撃手段が増えたな、ヘレナに任せてもいいんだけれどやっぱり俺の方でも火力をだせる何かが欲しかった。

最終手段としてロケランを撃ちまくるとかも考えていたしな。


「あ、最初に呼び出したやつが消えたか。消えるまで何分だった?」


『10分です』


「10分か………そして再使用までは30分か」


機関銃を4つ取り付けた【オートタレット】の利用可能時間は10分、そして再使用まで30分。使えないわけじゃないが毎回のように使えるほどでもないな。


それに1つにつき3000発じゃ数分しか稼働しないだろうし、10分持たせようと思ったら何発入れる事になるか。



『マスター、次はどこに行くか決めたんですか?』


「次なぁやっぱりもう一度倒したいなネームド」


『ネームドですか………』


ゴーレムの卵の時に出会った柊さん、彼が言うにはもうちょいで俺はAランク試験を受ける条件である実績が足りるらしい。


なぜそこでネームドとなるのか、一応理由はある。


わかりやすい実績だというのとネットで調べればある程度出現情報が見れるから倒しに行きやすい、事前にどういったネームドかとかを見れるからな。

他には気になっている事がある、ネームドを倒した際に手に入れた称号報酬だ。


『踏み均す者』を倒した際〝龍殺しの一撃〟を手に入れた。これがユニークスキルを持っているから称号が手に入って報酬もあるのか、それとも通常は倒せば何かしら報酬が貰える物なのか。

報酬が貰えるとしてどうして他の人はネームドを積極的に狩らないのか、気になる事はあるが残っているならありがたく狩らせてもらおう。倒せそうなやつだけに限るが。


『それでは情報を調べましょうか』


「うん、ってドローンが消えたな何分だった?」


『10分ですね』


「ドローンも10分で、そして再使用までが15分か。こっちの方が時間が短いんだな」


頻繁には使えないがたまになら使いやすい程度なのかな?今度使ってみよう。

それじゃぁ今日はこの辺にして寝る前にでも情報を調べるか。





因みに【水中呼吸】はレベル3になって息を止めていられるのが15分になった、どうやら5分ずつ伸びるようだ。

15分に増えたのはいいが逆にそれだけ潜る事があるのか疑問になる。レベルがあがっても微妙な気持ちになるそんなスキルだった。







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― 新着の感想 ―
[良い点] 祝 四桁突入。 そしてまた搦め手に使えそうな面白い物が。
[良い点] 更新お疲れ様です。 オートタレットは例えば隠れてる此方を五感を使って看破してくる相手に不意を突くには有効そうですよね。アム○のνガンダ○の置きバズーカみたいな不意討ちもやれば出来そうだし…
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