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放課後君は夜と踊る。ハリボテの月を俺は撃つ。  作者: 空野子織
第1章:黒海銀一郎、彩命術と出会う。
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000 プロローグ



「もう行かなくちゃ。最期にあなたに伝えたいことがあります」


「時代は、変わらなければならない。歴史は、進めなければならない。そのために必要なのは、静かに輝く、透き通った命」


「命は、繋がっている。私の命も、あなたの命も」


「身体がなくなっても、終わりじゃないから。どうかあなたの心は、あなたの命は、正しく生きる人たちのために」



「それじゃ、また会おうね」


 1996年9月20日金曜日。文化祭が終わった放課後18時28分。このように一方的に言い残して、彼女…影森暦(かげもりこよみ)は飛び降りてしまった。





 あれから27年、彼女と会えたことは一度もない。現実はもちろん、夢の中でも。




挿絵(By みてみん)

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