壱
みなさんはじめまして。
紫陽花 煌です。
この度小説を書こうと思い始めました。
ぜひ読んでいただけたら幸いです。
ではどうぞ私の世界へようこそ。
…。
「ママまだ〜〜?」
私は4歳か5歳だっただろう。
ここは埼玉県大宮だ。
今アパレル勤務の母を名前も知らない男の車で待っている。
これは後に父親だったとされる人物である。
私は退屈していた。そんな時。
「ただいま。」
ママが帰ってきた。
それと同時に私の中に高揚感が広がる。
その手には新しく買ったであろうお土産を持っていた。
私は小さい頃新しいものばかりが好きだった。
お土産は保冷剤だった。
そんなものでも喜べた当時の私は幸せだったのだとまだ知らない。もし幼少期の私に会うのならその幸せを噛み締めろと教えるだろう。
それは何故かって?
幸せはそうずっとは続かない。
その夜の出来事だった。
いかがだったでしょうか。まず1巻ですね。
幸せとはなにか、後悔とはなにかを考えながら読んでいただけたでしょうか。
ぜひそれを考えながら読んでいくと深く読みとけると思っています。同じ境遇の人や悩みがある人に届けばいいなと思います。一緒に頑張っていきましょう。