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いつか終わる物語  作者: むらさき毒きのこ
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寛容な人って具体的にどんな人なのか

 たんなるボヤキみたいなもんです。


 最近、なろうのとあるエッセイに感想を書きまして。「寛容な人」について書かれているエッセイです。

 で、寛容な人とは、器が大きい人であるという意見がありましたので、その事についてつらつら考えてみたのです。


 まず、寛容という言葉の定義を踏まえて考えてみようかなあと思うのです。ということで、ネットの辞書を引いてみました。


「寛容」

1 心が広くて、よく人の言動を受け入れること。他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。また、そのさま。「―の精神をもって当たる」「―な態度をとる」「多少の欠点は―する」

(goo辞書より 2021/12/20閲覧)


 寛容な人とは、他人の過ちにたいし厳しく責めない人であるという事が読み取れますね。私はイラっとしたらガンガン指摘しちゃうし言動に反映しちゃう方なんで、寛容な人では無いな。


 さて、実際問題ですよ。だいたいの人というのは、本音と建て前があるものです。心の中では「ちきしょう許せねえ」と思っていても、その気持ちを表立って言う事はできないというのは、よくある事だと思うんです。特に学校や仕事場などでは。人によっては、家族に対し本音と建て前を使い分けている場合もあるでしょう。


 話を戻すと、寛容というのは「寛容な態度」の事なのでしょうか。それとも、寛容な心をいうのでしょうか。私はそこが、よく分からんと思ったのです。なぜかというと、本音と建て前というものがあるからです。建て前というのは、公共の利益のための便宜上の嘘といってもいいのかもしれない。

 あるじゃないですか、それを言っちゃあおしまいよ、っていう、公然の秘密がある感じの。窓際でお茶飲むしかやってない天下りの職員いらねえ、とか。市役所にいた頃は、黙って見過ごした方がいいような事が色々ありました。(昔話はもういい)


 冒頭で触れたエッセイの感想に対する返信では、寛容な人というのは、大きな器の持ち主である、という事のようです。なおかつ、忍耐により寛容な態度を示しているという事では無い、との事でした。私はその考えにたいし、このような事を思ったのです。


「たとえば実際にあったことだけどさ……店の金を盗んだ店員にたいし、警察に突き出さないで不問にした店長の態度は寛容といえるだろうけど、決して心から盗みの事を気にしていないわけでは無いんだよなあ。ただ、犯人があまりにも悲惨なやつだったので(パチンコの借金が数百万あった)、情けない気持ちで罪を問わずにクビにしたんだ。そういう店長って、寛容な人じゃないかと思うんだ。そこには相当、忍耐があるだろうけど」と。


 まあ、何を寛容とするかは人それぞれという事なのかもしれません。私の場合は「他の罪や欠点などをきびしく責めないこと」説を採用するよ、という話ですかね。つまり寛容とは、ある事柄にたいする寛容な態度の事をいう。その心中にかんしては、問わないとする。


 そもそも、その心の中まで問うていたら、誰一人として「真に寛容な」人物などいない気がするのですよ。もしも、なんだろうなあ……聖人が実在すると思っている方がいらっしゃったら、気を悪くするとは思うんですが。


 そうだなあ。もうすぐクリスマスだしなあ。

 聖人の代表だと、イエス・キリストかな。彼のエピソードに、かなり暴力的なものがあるんだ。どこだっけか、屋台をひっくり返した話があるんだ。気に入らねえって理由で。……ああ、あった。手元にある聖書の、ヨハネの福音書2-13~21。もしも気になるかたがおられたら、読んでみてください。まあ、狂ってますよ。弟子は、いいように解釈してその場をしのいでますけど。なんか、ちょっと前に逮捕された、迷惑系ユーチューバーみたいな行動してますよ、イエス。店で騒ぐって……彼はこの他にもエキセントリックな行動の記録があるんで、私はけっこう気に入っているのです。友達にはぜったいになりたくないけど。


 ちゅうことで、結論。寛容な態度で他人に接する事ができるだけで、かなり凄いと思うよ私は。

 今日はここらでお開き。ちゃんちゃん!

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