呪われ女子の一生
見えないものを見ようとして
見えるものすら見落とした
嫌われ松子の一生、ではないです。(誰がわかるその話題)
呪われ女子というのは、山田ノジルさんの著作「呪われ女子に、なっていませんか? 本当は恐ろしい子宮系スピリチュアル」という題名の本に出てくる、スピ系(スピリチュアルの世界観にドはまりしている人)女子たちの事をいいます。
山田さんの定義によると
「科学的根拠のない通称「トンデモ」と呼ばれる健康法や美容法をまるっと信じてその実践に励み、時には健康を害してしまったり家族や友人も巻き込んだりする女性たちのこと。」を、呪われ女子と言うそうです。(WEZZY 2019.01.01「スピ愛好家」辛酸なめ子☓「呪われ女子ウォッチャー」山田ノジルが考える、スピリチュアルとの上手な付き合い方、より抜粋 2021/12/18閲覧)
まあ、昔からあるあるですね。こういうのは。現代になって、オカルトがスピになっただけです。
呪われ女子あるあるに関しては「スピしぐさ」で検索していただくと、分かる人には分かる「あるある」を見る事ができます。興味のある方は、ご覧になってはいかがでしょうか。
そう、今日の本題は「呪われ女子の一生」なのです。といっても、スピ界隈の知り合いは一人しかいないので、オカルト界隈の話をしようかなあと思います。ちなみにスピ界隈の知り合いは「ツインレイ(最高のパートナー)と出会ってしまったの」といいつつダブル不倫をしています。しのごのいわずに浮気してますと言えばいいのに、と思います……話は脱線しちゃったんですが、気を取り直して、はじめましょー。
オカルト界隈とスピ界隈の共通点っていえば、そうだなあ。「受ける」ですかねえ。いや、笑いの方じゃないのですよ。むしろ笑いだった方がいいんですが。受けるっていうのは、オカルトで言うところの「霊障」ですね。スピの人だと「人と会うと疲れる」「怖い文章が読めない」かなあ。これ、症状というか概念的にほぼ同じと言っていいですね。
「受ける」の何が周囲の人間を苛立たせるのかといえば、そうだなあー。自分の妹が、呪われ女子だと仮定してみてください。そんで、成人した妹(37)がですよ。街に出たり人に会ったりすると霊障があるってんで、こう言うわけです。自宅のリビングで、お菓子を食べながら。
「私って、繊細っていうか、霊感体質じゃん……スキップロード出たとこのパチンコ屋の前通ると、"受けちゃう"んだよね。そういう、悪い"気"っていうのかな。おねえちゃんはいいよね……そういうの、分からない方がいいんだよ。私みたいになっちゃうから……あ、こんな事話してたら、寄ってきちゃった! 何がって、だめだめ。あんまりその話すると、もっと寄ってくるから。言葉には、そういう力があるんだよ……私がみんな、背負うからね。大丈夫だよ……じゃあお姉ちゃん、ハーゲンダッツ、シクヨロ。お餅入ったやつね」
*スキップロード出たとこのパチ屋の隣にあるコンビニに行きたいけど、行けない、というだけの話
創作上の人物ですが、まあ、こんな人がほんとにいるんですよ。これが、呪われ女子の、呪われ女子たるゆえんですね。こんな事いうとオカルト好きな人には悪いんですが、お姉ちゃんにとっての災難はなによりもまず、この妹でしょうな。
そんで、この呪われ女子が年を取り、六十八歳になりました。さて、どうなったのでしょうか……
「ちょっと○○ちゃん。あなたが座ったところ、濡れてるのよ。……そうじゃない。霊的に、あなたは"重い"の。あなたと会うと私、すごく頭が痛くなるのよ。あなたが帰ったあとはお塩で家じゅう清めるくらいよ。それに、寝込んでしまうの。でもあなたのために会うんだからね」
これは、私が十代の頃、知り合いの霊感おばさんから言われた言葉ですねー。言い方はこれよりかなりきつい感じだったんですが、読者が胸糞悪くなっちゃうといけないので(話題的にもうすでに十分胸糞だが)、ましな感じに翻訳しました。
呪われ女子の生態にかんしては、今日はこのくらいにしておきます。明日は原宿でカップケーキ食べるからね!




