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いつか終わる物語  作者: むらさき毒きのこ
21/70

砂漠を行こう

歩いても歩いても足を取られる山ばかり

根の無いサボテンが転がってる


白い花が風に乗って行ってしまった

あの太陽だけが方向を示してる


蜃気楼の誘惑に目を閉じて耐えろ

渇望は飲み込んで唇噛み締めて

息絶える瞬間まで歩け


行く先にもしも何も無かったとしても

歩くしかないだろう


なぜならここは灼熱地獄

一縷の望みをかけて

待つは仏か己の業か

燃えて無くなれ骨の芯まで


おい、見てみろよ

月あかりだぜ


***


【踊り死ね】


世にある言葉では足らない 例えば

病名とかそんなものに縛られるのは


例えば 花の名前だとかそういう修飾は要らない

剥き出しのはらわたを見せるのは罪か


卑猥と言う名のハンマーで焼けた鉄を叩けば剣ができる

悪趣味と言う名の砥石で磨かれ宝石になる泥の塊


聖火の下では裸が限界

業火は生と死を見せる


残虐な物語を連ねる君の求めるもの その先にある心

幻影かもしれない だけど

追いかけて捕まえて理性を引きちぎりその黒い羽根取っ払ってみたい

だから


切り裂いて血を流す まるで生贄

君は僕の神

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