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男子校出身の俺にとって、青春はやはり大学にあった   作者: ホーリョ
男子校出身の俺にとって、青春はやはり大学にあった
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飲み会

法律研究会の定例飲み会が日曜日にあった。


駅前に行くと、すでに結構集まっている。


やっぱり


飲み会とテスト前になると部員が増えるんだよなこのサークルは


「裕太くんヤッホー」


京子が俺を見つけて駆け寄ってくる。


「よう京子」


寄ってくる京子は小動物みたいでうっかり頭を撫でそうなる。


「テストどうだった?」


「なんとか単位は取れたよ」


そんなこんなで、時間になったのでぞろぞろと店に入っていく。


「じゃあ、テストお疲れ様ということで、乾杯!」


部長のあいさつで乾杯した。


「京子、なんかいつもと変わっているな」


隣でビールを飲む京子に声をかける。


「あ!わかる?」


京子は嬉しそうに言った。


「へへ、どこでしょう」


「髪染めたか?」


「当たり!すこし抜きました」


確かに、黒髪が茶髪になっている。


「なんでまた」


「せっかく大学生になったのだから染めてみようかなって」


黒髪の方がきれいだったが、かわいい雰囲気には茶髪の方が似合う。


「いいじゃん、似合ってるよ」


「ありがとう」


京子はニコニコして答えた。


「お二人さん仲がいいですな」


横から陽子が乱入してくる。


「陽子~」


京子がニコニコ顔のまま手を振る。


陽子さん少し呂律が回っていない。


ってか息くさっ


0次会でもやって来たんか


「お前、もう酔っぱらってるんか?」


陽子は焦点のあっていない目で言う。


「は?酔ってないし」


うん、酔ってるなこれ


そして陽子は俺の首に手を回す。


「ねえ、裕太くん聞いて~彼氏がさ~」


うほうほ、顔近い顔近い


唇出したらキスできそうだ。


「ちょっと!陽子くっつきすぎ」


「あなた彼氏がいるでしょ!」


京子が慌てて引きはがそうとする。


「京子ちゃんヤキモチかな~」


陽子は俺から離れて、今度は京子に抱きついた。


「陽子さん、彼氏の惚気は別の人にお願いします」


俺が一応言っておくと、陽子は指をふる。


「別に惚気じゃない。最近うまくいってないんだよね」


ほ~これは俺を誘っているな。誘っているね・


「へ~、じゃあ俺にもチャンスあるの?」


陽子に手を回して引き寄せる。


「ちょ、ちょっと裕太くんも酔っているの?」


京子が俺を揺さぶる。


「しょうがないなぁ」


引き寄せられた陽子もノリノリだ


ふと、奥のテーブルを見ると日向先輩がこちらを見ていた。


あっ


陽子とイチャイチャしているところをがっつり見られてしまっていた。


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