ゴールデンウイーク(4)
まだ、1か月もたってないのに東京組飲み会の2回目が開催された。
場所は前回と同じ焼肉屋だ。
今回は実家に帰るものもおり、15人ほどが参加している。
「おっ裕太も来たのか」
奥に座っている大樹が手を振る。
「で、どうすか最近は」
座ってビールを飲むと早速聞いてくる。
「うん、元気だよ」
「んなことはわかってんだよ、こっちよこっち」
大樹は小指を立てた。
「只今攻略中やな」
「ほうほう、5人くらい?」
京子と日向先輩と花さん、あと詩織も入れておこう。
「4人やね」
「内訳はよ」
「昔からの知り合いと、サークルの先輩2人と同級生」
同じテーブルに座っていた大樹たちが大喜びする。
「バランスがええな」
「まあせいぜいハーレム築きや」
せっかくだからアドバイスでも聞いてみるか
「このゴールデンウイークでデートに誘うんやけど、どうすればいい?」
「おおっ、やるやん」
大樹は俺の体を一通り見た後、一言言った。
「まずは服を買おうか」
「どんな服?」
今俺の家にあるのはクラスTシャツと部活のシャツと学校のシャツだ。
いままで、ごまかしごまかし着ていたが、やっぱり普通の大学生だからおしゃれな服を着るべきよな
「わからん、女子に聞いて」
すると、正面に座っていた将大が言った。
「そうだよ、服選びを口実に女子をもっかい誘えるじゃん」
みんな目から鱗が落ちたような顔をする
「うおお、確かに!お前は天才だ」
「当たり前だろ?遠慮すんなもっと褒めろ」
「とても講義サボって風俗行ってる奴の言葉ではないな」
「俺を見くびるのは十年早い、、ってどこでその情報を?」
「学年ラインに載ってた」
「ふぁああああ」
勝手に死んだ将大と、大騒ぎをする奴らを横目に、
俺はラインを送った
『明日、よかったら服選び手伝ってくれませんか?』




