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男子校出身の俺にとって、青春はやはり大学にあった   作者: ホーリョ
男子校出身の俺にとって、青春はやはり大学にあった
13/48

約束

ゴールデンウイーク前最後の週も美術史から始まった。


俺が講義室へ行くと、京子はすでにいた。

でも、バーベキューの時以来会っていないからすこし気まずい


ホント、あの時に何かやっちゃったかな?


「おはよー」


恐る恐る京子に挨拶する


「あっおはよ」


京子はすぐに隣の席を空けてくれた


「あのこの前はごめんね」


先に京子から言ってくれた。


じゃあ俺は悪くないってことか。

よかった~


「いきなりタイプとか言われてびっくりしただけだから!」


うん?


ああ、確か日向先輩と詩織と京子の誰がいいかの話になって、京子って答えたんだっけ?


でも、あれはリップサービス的なもので、、、

でも京子もかわいいけど


「あれは、田中さんって答える雰囲気になってたでしょ」


冗談って言うのも傷つけそうだから、あいまいにして言う。


「なにそれー笑」

京子は笑ってくれた。

よしよし、この勢いのままお出かけに誘ってみよう


「田中さんはゴールデンウイークどうするの?」


「帰るのめんどくさいし、東京にいる」


やはり、鹿児島まで帰るのは大変らしい。

あそこは空港からがまた長いんだよなぁ


「じゃあさ、東京観光しない?」


そっけなく聞いてみると、京子は食いついた。


「いくーーーー!」


よしよしよし


「火曜でいい?」

「うん!すっごい楽しみ」


ルンルンの京子に希望を聞いてみる。


「どこか行きたいとこある?」


「山田くんが決めていいよ。でもスカイツリー行きたいな」


スカイツリーは中学の修学旅行で行ったけど、まあいいか。


「じゃあ浅草行ってスカイツリー行こうか」


京子は子供のようにはしゃいだ。


「やったーーー!」


そんな子供っぽいところは京子の魅力だ。




さて、プレイボーイの俺氏は詩織にもゴールデンウイークのお誘いをしてみる。


『今大学?』


授業後にラインを送ると一瞬で既読がつく


『そうだよ!』


とりあえず、呼び出すか。

最近会ってないし


『学内のカフェ来れる?』


『10分で行ける』


8分後、詩織がやって来た。

どうやら走って来たらしい。


肩で息をしている。

別に急ぐ用でもなかったのに


「お待たへ」

「おう」


お待たへってなんだ


「どした?」

「ここ2週間、見てなかったから」


詩織は途端にニヤニヤしだす


「ゆうちゃんそんなに私に会いたかったか~」


ウザイ詩織さんはスルーして予定を聞く


「詩織はゴールデンウイークどうするの?」

「めんどくさいから帰らない」


やはり京子もだが九州まで帰るのは遠いよな


「じゃあ東京観光いかない?」


すると、詩織も食いつく


「本当?いいね!」


よしよしよし


「私ザギンでシース―したい」


「おっさんかよ」


銀座で寿司のバブルの時の用語じゃないか

っていうか俺もよく突っ込めたな


「えっとね、渋谷に行ってみたいな」

詩織は渋谷に行きたいらしい

有名だが何があるか正直知らない


「じゃあ渋谷行こうか」

「わーい」


ホントにわーいって喜ぶ奴いるんだな。

漫画とか小説だけだと思っていた。


というわけで、今日だけで2人のかわいい女子とお出かけの約束をした俺だった。


これは、リア充の仲間入りも近いのではないか


俺は上機嫌に午後の授業へと行ったのであった。


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