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スペード

ハートの国があっけなく滅んで

一年の月日が経とうとしていた


世界は大きく変わっていた


闇の国の恐怖を各国が感じていた


大きく変わった事


闇の国にクイーンが加わり

ショコラがリザードマン率いる団長となった事


ダイヤの黒エースが

自らをジョーカーに捧げる

契約書を羽ペンで書き出し


ジョーカーに全てを捧げる

ジョーカークイーンが生まれた

みんなは

ジィーンと読んでいる


バローは

国を守る防衛担当

ソルトはバローの右腕となり


バローの席を狙う

リザードマンをショコラが束ねた


ドラは闇に紛れる忍びのプロとなり

偵察、暗殺を担当した


擬人化したダックスは、

鼻は高く、

聴力も、優れていた

人と犬の能力を生かし

憎きハート国の銃をうばい

ジョーカーの右腕となっていく


愛らしい国民を

ジィーンが可愛がる

毎日おやつに囲まれて

平穏な日々を築き始める闇の国に


準備していた

スペード国が

兵を束ね

進軍する準備をしていた


スペード国のキングは

兵全員に聖水を準備するのに

一年近くかかった

戦いに備えていた

兵たちの指揮度をさらに高めるために

スペードキングが皆に語る


「闇に隠れる

 卑怯なジョーカー

 我々の命は奪えど

 自由までは奪えん!」


「ブログマンを滅ぼした

 我々は強い!」


「各ナンバーズに従い

 全兵力でジョーカーを倒す

 平穏と自由のために!」


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仕事で嫌いな上司と車で移動中 一台のバスが突っ込んで来た バスを避けようとハンドルを切る 後ろのバスに激突、バス二台、乗用車一台 橋から転落した。修学旅行の移動中のバスと 事故を起こしてしまったみたいだ、 原因は先頭バス運転手のいねむりだった 気がついたら俺は薄暗い空間にいた 「あなたは死にました、私は死神です」 「そして今から神の暇つぶしに付き合ってもらう」 「どうせ捨てる命だ新たな世界で楽しめ」 「だが今私が持ってるカードは一枚だけ」 と言うとジョーカーのトランプカードを渡してきた。 「今から行く世界は暇な神と私が作った世界」 「トランプワールドだ」 とりあえず死んで別の世界かよくある転生系のくだりか... 「そうだから日本人がえらばれた転生系の好きな日本人がな」 なぜ?俺の考えが読めるんだ? 「この空間にいる間わわかるさ!お前は今俺の中にいるんだからな」 「でこのトランプで何をする?」 「あぁいい!すごくいい人間だ」 死神が嬉しそうにしている 「話が早いのはすごくいいぞ!人間!」 「そのトランプはトランプワールドへの切符のようなものだ あと属性、地位を表す」 「キングは王、クイーンは女王、ジャックは勇者、 エースは魔法使い、その四枚は属性能力を覚える事ができる 一応気を付けろ!」 「2〜10は兵隊だ左胸にA.1.2.〜kと印字される 王国も4つある ハート王国、スペード王国、クローバー王国、ダイヤ王国 各国が属性を持つ ハートは火、スペードは水、クローバーは草、ダイヤは光 各国に兵、国民が居る キング、クイーン、は国から出られない ジョーカー討伐以外はな キングの言う事は絶対だ、王様ゲームを取り入れた ちなみに 今回の事故で死んだみんなが神の暇つぶしに参加してる」 なるほどあのクソ上司もいるのか.... 「暇の神と死神が初めて作った世界だ そこでお前が選ばれたのさ」 「気に入らない人間は殺せばいい」 「欲しいものは奪えばいい」 「なんせお前は魔王だからな」 「ジョーカーは一枚、闇の魔王、からスタートだ」 「最後にプレゼントだ」 「ミノタウルス」「ケルベロス」「キマイラ」を 雄雌プレゼントだうまくつかえ!味覚は人間と同じ感覚にしておいたからな! ん?味覚? 「ジョーカー!目を閉じろ!次目を開けたらお前は王の椅子から始まる」 わからない事はケルベロスに聞くんだな..... ジョーカーが目を開くと 目の前には月夜が雲に隠されて6体の影が見える 「おかえりなさいませジョーカー様‼︎‼︎‼︎」 んー魔王らしく行くか。 「皆またせたな」 「もったいないなきお言葉」 やべ何しよう、わかんねぇ、とりあえずケルベロス呼ぶか、 「ケルベロス!来い!」 「ハッ!」 カシャンカシャンと鉄が擦れる音が城内に響く 雲が流れ月夜がケルベロスを照らす 「ん?」「お前がケルベロスか?」 「ハイ!」 違う、どう見ても可愛すぎるよ 二頭身の鎧着た仔犬じゃんかー 剣とかも小さくて可愛いし... 「おて!」 カシャン鎧が揺れる 「ハァッハァッ」 可愛いめちゃくちゃ喜んでるじゃんかー とりあえずみんなを紹介してくれないか...
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