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各国

闇の国では

剣と剣がぶつかる音で

皆が目を覚ます習慣がついていた

転生から

約1ヶ月

ジョーカーとショコラは

毎日戦いに備えていた

朝はランニングから始まり

剣交える練習

昼は筋トレ

夜は風呂入って寝るを繰り返していた


確実に強くなるジョーカーとショコラ

転生前体脂肪8%だったジョーカー

今まで7%で体重は5キロ増えた

見た目は変わらず可愛いショコラ

だがもともと手先が器用なウサギ属の

ショコラは剣の腕を確実にあげていた


ちなみにショコラの案で

戦場に出る兵を作るのを

闇の国はやめていた


もう無駄な犠牲を生むのはやめようと

城を守る兵に変更していた




偵察のダックスの情報によると

クローバー国は2人だけで

魔法の研究

ハート国は慣れない弓やパチンコ、

銃に悪戦苦闘

スペード国は

確実に兵が育ち国として機能している

ダイヤの国だけ未だ謎だ

わかるのはジョーカーと

倒したはずのクローバーキングが

ダイヤのジャックと入れ替り

今はダイヤの国のごますりジャックと

皆に呼ばれている事


城の護衛を任されたバローは

城の周りに石で壁を作り

さまざまな罠を仕掛けてくれた


ドラは城の1番上に巨大な弓を作った

夜攻めてきても対処できるように


ドラ、バローがウサギ属の

弓の稽古につき


闇家族は各自が強さを確立し始めていた


黒エース(ダイヤの黒魔術エース)は

密かにジョーカーを監視していた

だがその情報は

ダイヤのキングには伝わる事は無かった


何もしなくても

力や環境が整うダイヤのキングは

ジョーカーなどいつでも倒せると

思っているからだ


そして新たな情報が

ダックスから入る



「クローバー国側、ゴリラマンが……

 壊滅状態わん」


ジョーカーの顔が曇る


「ゴリラマンは仲間にしたかった」

「助けに行く!」

「ドラも起こせ」

「四獣士で行くぞ」


どこの世界でも男は

戦を好む様だ




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仕事で嫌いな上司と車で移動中 一台のバスが突っ込んで来た バスを避けようとハンドルを切る 後ろのバスに激突、バス二台、乗用車一台 橋から転落した。修学旅行の移動中のバスと 事故を起こしてしまったみたいだ、 原因は先頭バス運転手のいねむりだった 気がついたら俺は薄暗い空間にいた 「あなたは死にました、私は死神です」 「そして今から神の暇つぶしに付き合ってもらう」 「どうせ捨てる命だ新たな世界で楽しめ」 「だが今私が持ってるカードは一枚だけ」 と言うとジョーカーのトランプカードを渡してきた。 「今から行く世界は暇な神と私が作った世界」 「トランプワールドだ」 とりあえず死んで別の世界かよくある転生系のくだりか... 「そうだから日本人がえらばれた転生系の好きな日本人がな」 なぜ?俺の考えが読めるんだ? 「この空間にいる間わわかるさ!お前は今俺の中にいるんだからな」 「でこのトランプで何をする?」 「あぁいい!すごくいい人間だ」 死神が嬉しそうにしている 「話が早いのはすごくいいぞ!人間!」 「そのトランプはトランプワールドへの切符のようなものだ あと属性、地位を表す」 「キングは王、クイーンは女王、ジャックは勇者、 エースは魔法使い、その四枚は属性能力を覚える事ができる 一応気を付けろ!」 「2〜10は兵隊だ左胸にA.1.2.〜kと印字される 王国も4つある ハート王国、スペード王国、クローバー王国、ダイヤ王国 各国が属性を持つ ハートは火、スペードは水、クローバーは草、ダイヤは光 各国に兵、国民が居る キング、クイーン、は国から出られない ジョーカー討伐以外はな キングの言う事は絶対だ、王様ゲームを取り入れた ちなみに 今回の事故で死んだみんなが神の暇つぶしに参加してる」 なるほどあのクソ上司もいるのか.... 「暇の神と死神が初めて作った世界だ そこでお前が選ばれたのさ」 「気に入らない人間は殺せばいい」 「欲しいものは奪えばいい」 「なんせお前は魔王だからな」 「ジョーカーは一枚、闇の魔王、からスタートだ」 「最後にプレゼントだ」 「ミノタウルス」「ケルベロス」「キマイラ」を 雄雌プレゼントだうまくつかえ!味覚は人間と同じ感覚にしておいたからな! ん?味覚? 「ジョーカー!目を閉じろ!次目を開けたらお前は王の椅子から始まる」 わからない事はケルベロスに聞くんだな..... ジョーカーが目を開くと 目の前には月夜が雲に隠されて6体の影が見える 「おかえりなさいませジョーカー様‼︎‼︎‼︎」 んー魔王らしく行くか。 「皆またせたな」 「もったいないなきお言葉」 やべ何しよう、わかんねぇ、とりあえずケルベロス呼ぶか、 「ケルベロス!来い!」 「ハッ!」 カシャンカシャンと鉄が擦れる音が城内に響く 雲が流れ月夜がケルベロスを照らす 「ん?」「お前がケルベロスか?」 「ハイ!」 違う、どう見ても可愛すぎるよ 二頭身の鎧着た仔犬じゃんかー 剣とかも小さくて可愛いし... 「おて!」 カシャン鎧が揺れる 「ハァッハァッ」 可愛いめちゃくちゃ喜んでるじゃんかー とりあえずみんなを紹介してくれないか...
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