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偵察

恐る恐る鏡を覗くジョーカー


下着姿で鏡に食いつく黒エース

白い肌をより黒い下着が白さを引き立てる


唾を飲むジョーカー

黒エースが話し出す

「ジョーカーがこの世界に来た

 あなたの行動全てをみたわ」

「あなたの考え発言は間違ってないけど…

 闇の国では何を食べてるの?」

「どうせ綺麗事をいってるんじゃないの?」

全てを見たと言っていた黒エースだが

鏡に写っている時の姿しか見ていない



黒エースの言葉にジョーカーがイラっとする

「朝はチョコレートケーキ

 昼はシュークリーム

 夜はみたらし団子!

 闇の国では肉なんかくわねぇんだよ!」


思わずクスクス笑ってしまう黒エース

「闇の国はお菓子とメルヘンの国みたいね!」


ジョーカーも同じ事を思っていた、

「あー

 まぁそうだな!

 だからこそ闇の国は守らせてもらう」

「各国のキングは全員殺す!

 という事でもう偵察は終了な

 どっかの国のエースさん」


といい鏡を伏せるジョーカーだった


ジョーカーに偵察と思われた黒エースは

少し落ち込んでいた

ダイヤのキングとは全然違うジョーカー


真面目に生きてきた黒エースには

今まであった事の無いタイプの男だった

目つきは怖いが

どこかに優しさを感じ

動物たちに愛される姿…

1番ゾクゾクしたのが

人を殺すときの笑顔


黒エースからの脳裏から離れない


ジョーカーを無意識に考えながら

眠りにつく黒エースだった



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仕事で嫌いな上司と車で移動中 一台のバスが突っ込んで来た バスを避けようとハンドルを切る 後ろのバスに激突、バス二台、乗用車一台 橋から転落した。修学旅行の移動中のバスと 事故を起こしてしまったみたいだ、 原因は先頭バス運転手のいねむりだった 気がついたら俺は薄暗い空間にいた 「あなたは死にました、私は死神です」 「そして今から神の暇つぶしに付き合ってもらう」 「どうせ捨てる命だ新たな世界で楽しめ」 「だが今私が持ってるカードは一枚だけ」 と言うとジョーカーのトランプカードを渡してきた。 「今から行く世界は暇な神と私が作った世界」 「トランプワールドだ」 とりあえず死んで別の世界かよくある転生系のくだりか... 「そうだから日本人がえらばれた転生系の好きな日本人がな」 なぜ?俺の考えが読めるんだ? 「この空間にいる間わわかるさ!お前は今俺の中にいるんだからな」 「でこのトランプで何をする?」 「あぁいい!すごくいい人間だ」 死神が嬉しそうにしている 「話が早いのはすごくいいぞ!人間!」 「そのトランプはトランプワールドへの切符のようなものだ あと属性、地位を表す」 「キングは王、クイーンは女王、ジャックは勇者、 エースは魔法使い、その四枚は属性能力を覚える事ができる 一応気を付けろ!」 「2〜10は兵隊だ左胸にA.1.2.〜kと印字される 王国も4つある ハート王国、スペード王国、クローバー王国、ダイヤ王国 各国が属性を持つ ハートは火、スペードは水、クローバーは草、ダイヤは光 各国に兵、国民が居る キング、クイーン、は国から出られない ジョーカー討伐以外はな キングの言う事は絶対だ、王様ゲームを取り入れた ちなみに 今回の事故で死んだみんなが神の暇つぶしに参加してる」 なるほどあのクソ上司もいるのか.... 「暇の神と死神が初めて作った世界だ そこでお前が選ばれたのさ」 「気に入らない人間は殺せばいい」 「欲しいものは奪えばいい」 「なんせお前は魔王だからな」 「ジョーカーは一枚、闇の魔王、からスタートだ」 「最後にプレゼントだ」 「ミノタウルス」「ケルベロス」「キマイラ」を 雄雌プレゼントだうまくつかえ!味覚は人間と同じ感覚にしておいたからな! ん?味覚? 「ジョーカー!目を閉じろ!次目を開けたらお前は王の椅子から始まる」 わからない事はケルベロスに聞くんだな..... ジョーカーが目を開くと 目の前には月夜が雲に隠されて6体の影が見える 「おかえりなさいませジョーカー様‼︎‼︎‼︎」 んー魔王らしく行くか。 「皆またせたな」 「もったいないなきお言葉」 やべ何しよう、わかんねぇ、とりあえずケルベロス呼ぶか、 「ケルベロス!来い!」 「ハッ!」 カシャンカシャンと鉄が擦れる音が城内に響く 雲が流れ月夜がケルベロスを照らす 「ん?」「お前がケルベロスか?」 「ハイ!」 違う、どう見ても可愛すぎるよ 二頭身の鎧着た仔犬じゃんかー 剣とかも小さくて可愛いし... 「おて!」 カシャン鎧が揺れる 「ハァッハァッ」 可愛いめちゃくちゃ喜んでるじゃんかー とりあえずみんなを紹介してくれないか...
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