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第二十五話
そして文化祭の前日には、材料もたくさん届いた。
「これ全部使いきれるんですか……」
深屋が少し心配しているような声を出す。
それでも、部長は胸を張っている。
「そうだよ」
そしてあっけからんと深屋に言った。
どうやら、今までの盛況を知らないらしい。
「それでも余ったら持って帰っていいんだよ。逆に足りなくなったら、近くのスーパーに買い出しに行くことになってるの」
部長がそう教えてくれたが、どうも余るということはなさそうだ。
「それで、当日の割り振りなんだけど、2人1組で店番はしないといけないの。学校からの指示でね。大まかには3年と2年が入って、時々1年生が入るっていうことでいいかな」
部長提案は、そのまま通った。
ちなみに、俺は深屋と一緒に店番する時間と、一緒に文化祭を回る時間、両方とも手に入れた。




