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第十五話

日付が変わって朝。

俺が目を覚ます語、どんよりとした暗い空が一面覆っていた。

1学期初めての中間テストが終わった俺の心のようだ。

あーあ、という気分で起きると、ブブブッと携帯がメールの着信を教えてくれる。

深谷からのメールだった。

テスト明けの土曜日に、買い物がしたいから、一緒に来て欲しいということだ。

ちょうど俺も買いたいものがあったから、それについて行くことにした。

テスト明けには教員の採点期間という名目で、休みがある。木曜、金曜、それに土曜だ。

この3日間は部活動も全部停止され続けている。

その日に、深谷と行くということにしたわけだ。

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