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1・0~3
こんにちは。
この話から猫はふて寝するの『近津恵聖』と同時に投稿します。
秋の長い夜が続く日の真夜中に、俺は産まれた。
名前の由来は知らないが、俺の名前は京となった。
俺は一人息子で、両親と暮らしている。祖父祖母は遠い場所で暮らしているのだが、俺の顔を見るためにわざわざ足を運んだのであった。
みんなが笑顔で俺の顔を見守るように暖かく見ていた。
俺は両親が忙しいので1歳の時から保育園に預けられていた。
0歳の時に高熱が出て『國矢部小児緊急センター』に入院したのだが、それ以降は風邪とか熱とかはなく丈夫だった。
3歳になった俺は他の保育園の子と一緒に外で遊んでいた。そう、ここで俺の親友の啅人に会ったのであった。