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14話

 できればティーナにこの『素剣』について聞きたかったのだが、すぐに授業が始まるということで後回しになってしまった。ちなみに最初の授業は歴史の授業で、この国の成り立ちについてらしい。……初っ端から実技にならなくて本当によかった。俺まだ『灯火』(俺命名、だって正式名称知らないし)しか使ったことがないし。



「では、皆さんもご存じと思われますが、今回は『初代国王』による黎明期から始めましょう」

 なんだかアーノルド先生の顔がこの教室に来る前より、三割増ぐらいでつやつやしてる気がするのは気のせいだろうか?

「(先生は『初代国王』様が大好きだから。噂によると、『初代国王』の話を調べるために宮廷魔術師の位を蹴ってこの学院で研究しているとか)」

 説明ありがとうラルツ。しかし俺はそんなにわかりやすいのか……いや疑問に思うところが違った、この学院の方が宮廷より資料が集まるってことなのか?



「とはいえ、『初代国王』についてはその多くが失伝しており、当時を知っているだろう人たちはことごとく口を噤んでいます。ですのでこの話はあくまで仮説の一つとなります」

 ……そんなことがあり得るのか?もし可能なら後で詳しい話を聞いてみよう。とにかく先生は無駄に熱く語っていたので、俺なりにわかりやすくまとめてみよう。



 その昔、かつてこの大地に神々がいた時代、人々はまさしくその奴隷であった。


 そんな中神々の気まぐれによって、今まさに滅びようとしている村に一人の青年が訪れることによってその時代は終わりを告げた。


 青年はその村で起こったことを理解すると、なんと神の一人を切り殺してしまった。


 本来、人の身では神を傷つけることは適わないのにそれを平然と行い、さらに青年は人々に神に抗う術を与えた。


 最初こそ神を殺した青年を恐怖した村人も、神から解放される可能性に狂喜し、喜んで青年に従った。


 神々は同族を殺した青年に激怒し殺そうと兵をよこしたが、青年にその刃が届くより早く各地の人々が決起し始めた。


 当然神々はこの不遜な人間共も殺そうと兵を向けたが、そのこと如くを青年は防ぎ味方を増やしていった。


 その戦いは5年にも及んだが、ついに青年は『神王』を名乗る敵将を討ち、この世に平和をもたらしたとされている。



「それから20年かけてこの『ネルレシア王国』の土台を作り上げ、その『初代国王』となったがその青年です。……些か語り足りないですが概要としてはこんなものですかね」

 途中で青年の弟子(10人居てそれぞれ1つの属性を極めたとか)について話したり、青年が使ったとされる大魔法(今では劣化したものが王家に伝わっているらしい)について語ったり、わずか300人で20000人の軍勢を翻弄した話(ほぼ壊滅させていたなんて説もあったとか)とかなり細かい所まで話したのに、まだ足りないというのか!!



「ああ、魔物の話を忘れてました。『初代国王』が『神王』を倒した時、『神王』の残した最後の抵抗が魔物の創造になります。魔物を滅ぼすことにより今まで語った戦いが終わる、という解釈もあります」

 ……思った以上にスゲーな『神王』ってのは。正直『当時の腐った貴族』程度に考えてたんだが、認識を改める必要がありそうだ。となると、『初代国王』って俺の前任かな?神殺しなんてそうできることじゃないだろうし……



 待てよ……『神王』がカミサマの敵なら、この世界の滅びって、『神王』が絡んでる?この後出てくる『神王』の後継と戦えってことか?いやいや、最初に滅ぼしてほしいとか言ってたしそっちの線はない。ないよね?ないと言って!



 アスカは『魔物の主』との決戦フラグを手に入れた?



このフラグは今後使用するか未定です。

……ちょっと気に入ったので今までの話で得たものも時間ができたらまとめたいと思います。

それぞれの話の最後に付け足すのもいいかも?


4/7指摘部分の変更をしました。

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