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グリフィン乗りのレイラ  作者: とと


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38/44

最終調整

読んでいただきありがとうございます。

魔道具に力を注ぐ練習をアロと続けてきたが

ついに封印に使用する魔道が完成したとガブリエルさんから連絡がきた。


アロと2人で、ガブリエルさんの待つ魔塔の訓練場に向かう。


「お待ちしていました。アロイス様、これが最終調整したものです

いかがでしょう。

もー。この細工には苦労しました~」


見せてくれた魔道具は、30センチほどのチェーンの先に蔦が絡みついて

葉っぱと花でできたパドロックがついている。

鍵はプラチナゴールがベースで、差し込まれる部分をモリオンで形成され。

小さなラブラドライトがいっぱいちりばめられた蝶の形の持ち手がついている。


「わあ。 かわいいですね。ガブリエルさん素敵な仕上がりです。

アクセサリーの加工技術もお持ちなんですね」


「ルシア王女殿下に気に入っていただけたならよかったです」

ガブリエルさんは照れくさそうに頭を掻いた。


「レーア。今日はこの魔道具に魔力を注入する。魔力が安定するまでに

数日かかるが、その間に北に向かう準備を進める」

アロの真剣な瞳から目が離せない。

大事な作業だ。


「はい。わかりました」


「装飾は簡単ですが、スペアもありますから気持ちを楽に」

ガブリエルさんがスペアをぶらぶらさせて見せてくれた。

スペアは、ウサギの形のパドロックに鍵は人参の形。


「わあ。それも可愛いですね。失敗しないでできたら

貰っても良いですか?」


「もちろんです」


「レーア。それじゃあ始めよう」

アロから魔道具を受け取り両手で包み込むように持つ。

あれから何度も練習したけど失敗は最初の一度きり。

大丈夫。

アロをもう一度見ると、にっこり笑って、訓練場を最初の

草原の景色に変えてくれた。


大きく息を吸って、眼を閉じる。

私の青い魔力を少しずつ、少しずつ。

時間をかけて丁寧に私は魔力を注いだ。

風が私の頬をんでる。


だんだんと手の中が暖かくなる。


眼を開けると魔道具から空間全体に七色の光が広がった。


「成功だ。レーア!」

アロに魔道具ごと抱きしめられる。


「アロ見て、まだ光ってる」

魔道具は、光を失う事は無くそのまま七色に輝いている。


「よくやったな レーア。ガブリエルもありがとう」

ガブリエルさんがぽかんとしている。


「ガブリエルさんもいっぱい練習にお付き合いいただいてありがとうございました」


私の声にようやく我に返ったガブリエルさんが返事をする。

「こちらこそいい経験になりました。

それに私も封印にはお供します。

魔道具の不具合が起きたら場合、そばに居れば直ぐに対応できますから」


「そうなんですね一緒にいていただけると嬉しいです」


「レーア。行く場所は既にラミ様が仮の封印をしてあるが

いろいろな可能性を考え準備した。

きっとうまくいく。

マグナス殿下に連絡し、日程を決めよう」


「はい」

アロは、私の安全を一番に考えて、手を尽くしてくれている。

私も全力で望まなきゃ!

気合と共にアロの手を握ると驚いた顔で見下ろされた。

眼がまん丸なアロもかわいい。



✿ ✿ ✿



それから荷物の準備をして、出発は5日後に決まった。

一緒に行くのは、ルイ兄さまとラミ姉さま、マグナスとフィンさん

ガブリエルさんとルイス騎士団長、公爵家の騎士のカイルさん

そしてアロと私。

目的地までは一日ワイバーンを飛ばせば着けるが、夜間に飛行せず

夕方に着くのを避けるため近くの街で一泊して目的地に行くことになった。


いよいよ封印に出発です。

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