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グリフィン乗りのレイラ  作者: とと


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25/44

訓練開始

読んでいただきありがとうございます。

熱が下がって数日後、まだ時々体の中からボンと広がる何かを感じるけれど、だいぶ体調はもとに戻ってきた。


「レーア。今日から少しづつ、魔力を流したり貰ったりする事で、コントロールの訓練を始めよう、その椅子に座って」


「はい」


アロと向かい合って椅子に座り、両手を繋いだ。


「レーア目をつぶって。体の中の広がってくる魔力の熱を感じられる?」


「うん。ボンと広がる時の温かい感じはわかるよ」


「そうしたらその温かい感じを、俺の手のひらに流す様なイメージ」


私は眼を閉じ、体の中にあるほんのり青い炎みたいな塊を、少しずつ自分の手に伸ばし、アロの手のひらに乗せて送るイメージを続けた。


「上手だレーア。その調子で少しずつ俺の中に流してみて」


集中し、送り続ける。

3分もしないうちに、実際に体が熱くなり眩暈がした。

椅子から転がりそうになり、アロに腕を支えられる。


「ちゃんと送れていたよ、レーア。だんだんできる様になるからね、まずは俺に送る練習をして

スムーズに魔力の流れを感じられるようになったら、今度は俺からレーアに魔力を送る魔力を

受け取る練習をしよう。それもスムーズにできる様になったら、物に魔力を流す練習。

その時は魔塔に行って、ガブリエルの作った魔道具に魔力を流してみよう」


「はい、アロ。私 頑張るね」


アロが私の頭をポンポンする。

それから私達は、魔力を流しては休み流しては休みを繰り返した。


「だいぶスムーズに流れる様になってきたな、今日はこれくらいで終わりにしよう」


「はい。アロ、だいぶフラフラもしなくなったよ」


「レーアは筋がいいな。この調子なら数日で魔力を受ける事もできるはずだ」




数日後には、魔力を流す訓練は体調の変化もなく行える様になり、今日は魔力を受け取る訓練だ。


送る時と同じようにアロと向かい合って座り、両手を繋ぐ。

「魔力をレーアに流すから、送る時とは反対に手のひらで俺の魔力を感じて自分の魔力と混ぜる感じ。

少しずつ送るよ」


アロと繋いだ手が暖かくなる。

わー。アロの魔力、青紫でキラキラしてる。

暖かくて心地いい。

私の魔力と混ぜる。混ぜる。

混ぜたらいろんな色が出てきた、虹色みたいできれい。

んー。体がぽかぽかす。。。。。


私は急に眠気に襲われた。

うとうと、まどろむ中で何かが頬にあたった気がしたけど。眼は開けられず座ったまま寝てしまった。



✿ ✿ ✿



私は、眠ったままアロに抱えられて部屋に戻ってきた。

部屋ではラミ姉さまが待っていた。


「アロイスどうした?

レイラの体調が悪くなったのかい?」


「今日から魔力を受け取る訓練を開始した。

順調に進んでいたが、途中でうとうとと眠ってしまった」

アロは、私をベッドに寝かせ布団をかけてくれる。


「このところ、気を張っていたからね~。しかし本当に魔力の相性がいいんだね、きっとレイラが魔力を受け取り安心して心地よくなったんだね」

ラミ姉さまが私の頭を撫でる。


「ところでレイラが寝たのをいい事に何もしてないだろうね!」


ラミ姉さまがアロを睨むと、アロはすっと眼をそらし部屋を出て行った。


( *´艸`)

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