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グリフィン乗りのレイラ  作者: とと


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24/44

魔力との調和

読んでいただきありがとうございます。

解放した日から三日三晩の間熱にうなされた。

4日目の朝、ぼんやりと眼を開けると隣でアロが手をつないで寝ていた。


「ア アロ!」

ビックリして目が覚めた。勢いよく起き上がったせいで、ぐらんぐらん眩暈がしてまた倒れた。


「目が覚めたかい。レイラ」

ベッドに腰かけたラミ姉さまが髪を撫でる。


「はい。ラミ姉さま。急に起きたからグラグラしてるけど、熱は下がってきたみたいです」


「落ち着いたら水を飲めるかい?」


「はい。」

ラミ姉さまが、私の背中に大きな枕を挟んでくれる。

「もーホントにアロイスは邪魔だね!」

枕を挟んでいる間も、アロが手を離さないため枕を挟みにくい。


「まあこの3日間ほとんど寝ずにレイラを看病していたし、あふれる魔力を吸収してたからね。すこし寝かしてやりな」


アロの頬にかかる、きれいな黒髪を指でどける。

すやすや眠っていてかわいい。


「ありがとアロ」


「ああ。それとアロイスが手以外に触ると、ビリビリしびれる様に

しておいたから。レイラの手以外は触れなかったはずだよ」


ラミ姉さまにそう言われて、3日間もずっと同じベッドに居たことに気がつき急に頬が熱くなった。


「おやまあ。また熱が出たかい。水と少し何か食べれるものを持ってくるから

そのまま休んでいな」


ラミ姉さまはそう言うと部屋を出て行った。



少しして、桃とお水を持ったラミ姉さまとお母様がやってきた。

「ルシア良く頑張ったわね」

お母様がふわりと私を抱きしめる。

「はー。やっぱりお母様の匂いは安心する」


「あら。うれしいわ」


「じゃあ私もぎゅうとしてあげるよ」

ラミねえさまは、お母様の反対側に回り、アロの手をむんずと掴んで私から外し

お母様ごと抱きしめた。

ついでにアロを踏んづけている。


「いたた。」

さすがにアロも眼を覚ます。


「レーア!眼が覚めた。 良かった」

お母様もラミ姉さまも無視し、アロが私に抱きつこうとすると稲妻みたいな光がバチンと弾け、飛ばされてベッドから落ちた。


「しまった。術を解くのを忘れていたよ

あははは。わるいわるい。」


ラミ姉さまは豪快に笑って、私に掛けた術を解いた。


「ラミ様、ルシアを守っていただきありがとうございます」


「アロイスは紳士であるとは思うが、レイラの事となると歯止めが効かないからね~。やっぱり術をかけたままにしようか?」


「ラミ姉さま!訓練ができなくなるし、アロが毎回飛ばされたら可哀そうよ」


「仕方がないね~」


お母様は数日後ルシアの体調が良ければ、「みんなでご飯を食べましょう。

張り切って準備するわ」と言い残し離宮を後にした。


「アロ。大丈夫?」


「心配ないよ。ちゃんと防御したからね、何か食べたいものはある?水分は?」


「ラミ姉さまが持ってきてくれてこれから桃を食べるところよ」


「アロも食べる?」


「一緒に食べよ」

アロはラミ姉さまから桃を受け取るとフォークに刺して私に差し出した。


「はいあーんして」

今度は頬どころか耳まで赤くなり、恥ずかしくて顔を両手で覆った。


「これ!レイラを困らせるんじゃないよ」


ラミ姉さまのゲンコツがアロに落とされた。



( *´艸`)

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