お城での話し合い ①
読んでいただきありがとうございます。
お城に行く日、アロと私はラキに乗って先に向かい。
ラミばあさまは、ちょっと寄るところがあると、後からルークと一緒に来ることになった。
✿ ✿ ✿
城に隣接する騎士団の訓練所に降り立つ。
「アロイス様、ルシア様、お久しぶりです。
空の旅お疲れ様です」
ルイス団長が出迎えてくれた。
「まずは、離宮でお召し物を変えていただくよう、ルイ王太子殿下からの指示でございます。
こちらにどうぞ」
お城に着くと、アロが私の髪の色を元の色に戻した。
「わぁ。なんだか自分じゃないみたい」
「さあ。レーア♪ ピカピカに磨いてもらおう」
「ん。ピカピカってなに?」
向かった離宮には沢山の侍女さんが待っていた。
ひとりの侍女さんが前にでる。
「ルシア様。お初にお目にかかります。
侍女長をしております、アルバと申します。
ルシア様のお召し変えをお手伝いさせていただきます。
よろしくおねがいします」
アルバさんがにっこり微笑んだ。
「はい。でも私着替えなら自分でできます」
「アルバ。レーアはまだ慣れないからよろしくね」
「はい。アロイス様、アロイス様のお支度は隣の部屋に家令のジョセフ様が準備を整えておりますので、よろしくお願いします」
「ジョセフが来てるのか……仕方ない。
レーア、お姉さんたちの言うことをよく聞いて、ピカピカにしてもらうんだよ」
「あとアルバ、レーアの支度ができたらまず僕に知らせて」
「はい」
「では、ルシア様こちらに」
そのあと私は、沢山のお姉さん達に、(かわいい~)(きれいな髪ですね~)
(なんて白いお肌)などなどいっぱい褒められながら、お花の浮いた大きなお風呂に入れられ、いい匂いのクリームでくるくるマッサージされ。
初めてのお化粧をしてもらった。
お母様が贈ってくれた、白のレースに私の瞳と同じ薄紫のリボンが施された、かわいらしいドレスを着せてもらった。
「アルバさん。私一人では着れないお洋服でした。いっぱい人がいて恥ずかしかったけど。ありがとうございます」
「まあ。ルシア様、私どもこそルシア様のお支度を手伝わせていただき、ありがとうございます」
コンコン。 コンコン。
ドアをノックする音が響く。
隣の部屋に皆がそろっていると侍女服の女性が告げた。
アルバさんについて隣の部屋に向かう。
ドアが開くとそこには、黒い魔塔長の服を着たアロ、今日もキラキラしているルイお兄様、その横にルイお兄様に似た、ハニーブロンドの髪と青い瞳のもう一人のお兄様?
少し後ろに、ハニーブロンドで青い瞳、私と同じ色のドレスを着たお母様?
わあ、私に似てる。プラチナブロンドに紫色の瞳のお父様?
魔女の服に真っ赤でゆるくカーブした髪と真っ赤な瞳の若い女の人が待っていた。
ついに母との再会です。




