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純潔の魔女

 翌日、俺は四十分も電車に揺られて神奈川県の真ん中辺りにある駅に向かった。


 休日にオタクくんに会うのは初めてだ。オタクのテンプレートであるチェックの服を着てきたら面白いなと密かに楽しみにしていたのだが、服装は制服を指定されてしまい、私服を拝むのはまたの機会となった。


 約束の時刻は午前十一時。その十分前に駅に到着する。なぜ十分前か。それが〝いい男〟というものだからである。


 イヤホンで音楽を聴きながら通りゆく人々を眺める。複数の路線が交わる駅のためか、人通りは激しい。大学生らしき集団に、早足で歩くサラリーマン、電話をしているギャルっぽいお姉さん、子どもと手を繋ぐお母さん。誰もが俺に一瞥(いちべつ)もくれることなく素通りしていく。こうして人混みの中で(たたず)んでいると、一人で部屋にいるときよりも孤独を感じる。同時に、野々村の顔を思い出す。「わたしのことは放っておいてください」と言った、あの泣きそうな顔を。


 溜め息を鼻から抜いて構内を見渡す。と、少し離れたところにレンガ造りのレトロな時計台が見えた。なんとはなしにそちらへ足を運ぶ。

 定番の待ち合わせ場所なのか、時計台を背にして立つ人がちらほらと見受けられた。柱の四方に時計が埋め込まれているが、文字盤は線が刻まれているだけで数字がない。温かい見た目をしておいて優しくない時計だ。外面ばっかりいいその姿に妙な親近感を覚えた。


 ふと、智菜なら「可愛い」と言いそうな気がしてスマホを(かざ)す。物体が〝可愛い〟というのは未だに理解できないが、智菜のセンサーに引っ掛かるかどうかは察せられるようになっていた。「可愛い」と声を高くする智菜は可愛い。その声を聞きたくて写真を撮る。

 でも、俺はその写真を送らなかった。RINEを起動したまではよかったが、そこに『野々村』の名前を見つけ、野々村ならどんな反応をするだろうかと考えてしまい、二人に写真を送りたい衝動に駆られ――そんな自分が嫌になって、やめた。こんな中途半端な気持ちでするべきことじゃないと思った。


 最近の俺はどうしてしまったというのか。自分でもわけが分からない。


 改札前に戻ると既にオタクくんが到着していた。いつも見ている学生服姿。ただ、鞄の代わりに紙袋を提げている。


「おはよう、優真。ちゃんと来てくれてよかったよ」

「約束したんだから来るさ」


 来たくなかったけど、という言葉は呑み込んだ。


「その紙袋は何だ?」

「変装道具とでも言っておこうかな」


 オタクくんの意味深な発言はたいてい大した意味がない。深追いはしないでおく。

 その五分後、約束の時間に一分遅刻して仁が現れた。おーいと呑気に手を振り、のんびり歩いて向かってくる。


「寝坊して焦ったぜ。遅れるところだった」

「〝遅れるところだった〟んじゃなくて、〝遅れた〟んだよ。一分遅刻」

「細けえなあ。一分なんて遅れたうちに入らねえだろ。むしろ一分で済んだことを褒めてもらいたいぜ」


 詫びるどころか唇を尖らせる仁。まあたしかに、遅刻常習犯の仁が一分の遅刻で済んだのだから快挙ではある。


「まあいいや。早く行かないと遅れちゃう」


 オタクくんが歩く後ろを俺と仁が付いていく。なんだか金持ちのボディーガードにでもなった気分だ。サングラスを掛けてくればよかった。


 駅を出て向かった先は、階段を下りてすぐのところにあるバス停だった。タイミングよく滑り込んできたバスに乗り込む。

 乗客は少なく、おじいさんやおばあさんがちらほらと乗っている程度だった。最後部の座席に三人で座る。窓際からオタクくん、俺、仁の順番に並んだ。


「まだ詳しいことを説明してなかったね」


 オタクくんが声量を抑えて話し出す。詳しいことどころか、まだ何も聞いていなかった。


「今向かっているのは星ヶ崎学園っていう私立の女子高だよ。姫路有栖はその学校に軟禁されている。だから僕たちの方から出向いているってわけ」

「軟禁とは穏やかじゃないな」

「名目上は保護なんだろうけど、寮暮らしで学校の敷地から一歩も出ることが許されていないっていうんだから実質軟禁だよ。ちなみに、こっそり出るなんて真似は無理。星ヶ崎学園は学生証のIDカードで登退校をチェックしているうえに、常に守衛が睨みを利かせているからね」

「それ、俺たちも入れないってことじゃないか?」

「そこでこれの出番」


 オタクくんが紙袋を持ち上げる。例の変装道具だ。


「チェックが厳しいってだけで、学校の生徒以外が絶対に入れないってわけじゃない。部活の遠征に来る他校の学生もいれば、寮暮らしをしている生徒に会いに来る親だっている。そこで星ヶ崎学園の生徒は来客パスを発行できる仕組みがあって、入口で二次元バーコードを翳して守衛に声をかければ、生徒以外でも出入りできるようになっているんだ」

「オタクくんの妹がその学校に通っているから来客パスを発行してもらえたってわけか」

「ご明察。今日は土曜日だけど私立だから普通に授業がある。僕は妹に忘れ物を届けに来た優しいお兄ちゃんってところだね。この紙袋があれば守衛も納得すると思う」


 優しいのはこんなことのために来客パスを発行してくれた妹の方だろう。


「優真と仁の分の来客パスも貰っているから安心して。これからスマホに送るよ。もし疑われたら兄弟で通そう」

「そこはノープランなのかよ」


 そんな話をしているうちにバスは星ヶ崎学園前に到着した。

 正面にはトラック三台が通れるような幅の広い門扉があり、その向こうの広大な敷地に建物が点在している。打ちっ放しのコンクリートの立方体だったり、壁一面がガラス張りだったり、コロッセオのような寸胴な円柱形をしていたりと、どれが校舎か分からないどころか、どれもが怪しげな研究施設のように見える。グラウンドがなかったら学校とは思えなかったに違いない。


 門扉の脇には金属のバーが横に飛び出した改札のようなものが設置されていた。千葉の某遊園地の入口にもあるあれだ。というか、こんなもの遊園地でしか見た覚えがない。そういえば、智菜がランドで結婚式を挙げるのが夢と言っていたっけ。大勢の前でお披露目ってちょっと照れるんですけど。


 オタクくんが改札の小さなガラス窓にスマホを翳し、バーを抜ける。俺と仁もそれに(なら)った。

 ゲートに併設された守衛室にはおじさんとおじいさんの中間くらいの警備員がいた。ぬっと顔を出して俺たちに視線を配る。オタクくんは先手を取って紙袋を見せつけた。


「一年四組、太田花音(かのん)の兄です。忘れ物を届けに来ました」


 守衛さんがモニターを見て頷く。そこに来客パスの情報が表示されているのだろう。


「確認しました。こちらの名札ホルダーを首に掛けてお入りください。お帰りの際に返していただきます。お時間は十三時半までとなっていますので、遅れないように気をつけてください」


『来客』と書かれた紙が入った吊り下げ名札と注意書きのプリントを渡される。手続きはそれだけだった。後ろのお二人は、と訊かれたらどうしようかとひやひやしていたので、ひっそり安堵の溜め息を吐いた。


 守衛室が遠くなったのを見計らってオタクくんに囁く。


「その紙袋、要らなかったんじゃないか?」

「何言ってるんだよ。これがあったからすんなり通れたんじゃないか」


 そうだろうか。まあ、そういうことにしておこう。

 今度は仁が呑気な声で訊ねる。


「オタクくんの妹、花音ちゃんっていうのか。可愛いか?」

「少なくとも可愛げはないよ。可愛い妹なんて二次元にしかいないんだ」


 いつだったか、一時期中国では妹ものが絶大な人気を誇っていた、という話をオタクくんから聞いたことがある。一人っ子政策の影響で妹という概念を持たない男たちが大勢いて、ありもしない幻想を信じてしまったのだとか。妹がいない身からするとその気持ちは分かる。俺は姉ちゃんに可愛がってもらったから、妹がいたら可愛くて仕方がなかったんじゃないかと思うのだ。まあ、オタクくんがこう言うのであればそんな夢は捨てるべきなのだろう。


「オタクくんの妹もオタクなのか?」


 なんだか、カエルの子はカエル、みたいな質問だ。色んな意味で。


「うん。でも、間違っても『オタクちゃん』って呼ばないでよ」


 待ち合わせ場所は奥まったところにある東屋だった。近くには緑に囲われた小さな池がある。静かで目にも涼しい空間なのだが、やたらと羽虫が飛び交っているのが大きなマイナスポイント。これは女学生には不人気だろう。密会には打ってつけだ。


 座って待っていると、ほどなくして二人組の女子生徒が現れた。片方はボブカットの黒髪でシャープな眼を、もう片方はゆるふわウェーブの茶髪で円らな瞳をしている。目の形で黒髪の子がオタクくんの妹だと予想する。

 思った通り、黒髪の子がオタクくんに声をかけた。


「お兄ちゃん、姫路さんを連れてきたよ」

「ありがとう、花音。大手柄だよ」


 オタクくん妹は無表情で頷き、続いて俺と仁に深々と頭を下げた。


「妹の花音です。いつも兄がお世話になっています」

「あ、これはご丁寧にどうも」

「こちらこそお世話になってます」


 あのオタクくんの妹なのに、いや、あんなオタクくんの妹だからなのか、信じられないほど礼儀正しい。驚いた拍子に変な声が出そうになってしまった。

 俺たちが頭を上げたのを見てオタクくんが紙袋を差し出す。


「ほら、花音。これが報酬。マシェリのカップケーキだよ」

「うん」


 オタクくん妹は紙袋を受け取ると大事そうに胸に抱きかかえた。澄ました顔をしているが、口元に笑みが浮かんでいるのを俺は見逃さなかった。


「じゃあ、わたしはこれで失礼します」


 ぺこりと頭を下げてオタクくん妹が走り去っていく。今にもスキップしそうな浮ついた足取りだった。オタクくんめ、何が『可愛げはない』だ。可愛いじゃないか。

 なあ、と仁がオタクくんの肩を叩く。


「『マシェリ』ってどういう意味だ?」

「フランス語で『愛しい人』だね」


 妹はそれでいいのだろうか。俺の知ったことではないけれど。


 オタクくん妹が退場したことで、残ったのは依頼人と請負人だけとなった。いよいよ本題である。


 純潔の魔女、姫路はおもむろに傍まで近寄ると俺たちの顔を順に凝視した。恐らくは童貞か非童貞かをチェックしているのだろう。思わず生唾を呑み込む。

 姫路はすべて理解したとばかりに頷き、テーブルを挟んだ対面に腰掛ける。座り方にも、小さく頭を下げる仕草にも、お嬢様らしい気品が垣間見えた。


「はじめまして、姫路有栖です。信じてもらえるか分かりませんが、診断の魔女です」


 あれ? と一瞬疑問に思い、遅れて事情を理解する。『純潔の魔女』というのはオタクくんが勝手につけた名称だったらしい。失礼にもほどがあるだろ。


「はじめまして。魔女にお目に掛かれて嬉しいよ。僕のことは『オタクくん』と呼んでほしい」


 妹の同級生にまでそう呼ばせるのかよ。頭おかしいだろ。


「で、こっちは――」

「あ、大丈夫です」


 オタクくんが俺たちを紹介しようとしてくれた瞬間、間髪容れずに姫路が右手を翳した。きょとんとする俺たちを無視し、彼女はオタクくんだけに向けて説明する。


「すみません。わたしは依頼をされる方としかお話ししないことにしているんです。失礼とは承知のうえですが、能力の都合によるものですのでどうかご容赦ください」


 遠路はるばるやって来たというのに、たったひと言で俺と仁は用なしとなってしまった。能力の都合、と言われるとどうしようもないのかもしれないが、名乗ることも許されないというのは釈然としない。俺は魔女に嫌われる体質なのではないかと疑いたくなってくる。


 仁が長椅子の隅に移動してつまらなそうに頬杖を突く。俺もそちらに寄った。

 オタクくんと姫路の二人のみで話は進む。


「さっき、信じてもらえるか分からないって言ったけど、信じるよ。声を聞いて確信した」

「声、ですか?」

「うん。アイドルが炎上したきっかけの動画を見たからね」


 ああ、と姫路が苦笑いする。俺にも説明してくれよ、と思ったら、仁が訊いてくれた。


「何だよ、動画って」

「三年前にあったちょっとした事件だよ。当時人気だったアイドルが生配信番組で街頭インタビューをしてたんだ。内容は『あなたの周りでは恋愛はどこまで進んでいますか?』っていうもの。そのときにインタビューを受けた女子が、質問には答えずにこう言ったんだ。『へえ、お姉さんは処女じゃないんですね』って。そのアイドルは誰とも付き合ったことがないと公言していたから男性人気があって、そんな番組も任されていた。なのに処女じゃないってどういうことだ、ってネットで話題になって、ついには大学生時代に自宅に男を連れ込みまくっていたというリーク情報やハメ撮り動画まで出てきちゃって大炎上。アイドルは番組を降板させられたっていうオチだよ。問題の発言をした女子は首から下しか映ってなかったから、僕は魔女の声だけ知っていたってわけ。――外出禁止を命じられているのもそれが関係しているんじゃないかな?」


 最後の質問は姫路にしたようだ。彼女は溜め息を吐いて顎を引く。


「それもあります。わたしのことを血眼になって探している人もいるみたいですから」

「〝それも〟っていうと、他にも何かあるの?」

「見て分かりませんか? わたしが可愛すぎることです。不用意に街を歩けばきっと襲われてしまいます」


 頬に手を当てて悩ましげに目を瞑る姫路。どうやら変な子だったようだ。たしかにお人形のように整った顔立ちをしているが、絶世の美少女というほどでもない。俺の好みの顔という意味では智菜と……いや、うん、こんなことを考えるのはやめよう。


「来ていただいて助かりました。能力の都合もあるのですが、何より、こうでもしないと国の監視を搔い(くぐ)れないので」

「国の管理ってけっこう杜撰(ずさん)なんだね。今さらだけど、国を通さずに依頼なんて受けて大丈夫なの?」

「たぶんですけど、監視の厳しさは能力の有用性によって異なるんだと思います。お小遣い稼ぎについては、超能力も技能スキルみたいなものなので、魔女だとバレないようにすればある程度は黙認してもらえるみたいです。普段は、よく当たる手相占いみたいな感じでごまかしてます」

「僕たちには魔女だって言っちゃったよね? 大丈夫なの?」

「本当は駄目なんですけど、花音さんにうまく白状させられてしまったので諦めました。言わないでくださいね」

「分かった。約束するよ」


 二人は俺と仁がいないかのように淡々と話を進める。隣で仁が欠伸をしているが見向きもしない。俺は頬杖を突いて二人の会話を見守った。


「依頼の話の前に一つ確認させて。能力には弊害があるって聞いたんだけど、調べてもらうことで副作用があったりはしない?」

「そこまで知っているのですか。――副作用はありますが、場合によってわたしが体調を崩すというものですので、依頼主の方に迷惑は掛かりません。ご安心ください」

「〝場合〟っていうのは?」

「すみません。それはお話しできません」

「そっか。じゃあ、その調子で能力についても詳しく聞かせてもらえるかな? 依頼できるか知りたいし」

「分かりました。――わたしの能力は相手の健康状態や持病を見抜くというもので、そのついでに純潔かどうかを識別することができます。誰としたかや何回したかなどは把握できません。条件は相手の匂いを嗅ぐことで、近くに寄ればわたしの意思とは関係なく自動的に分かってしまいます。常に発動していて、知りたくないことを知ってしまうというのが欠点ですね。逆に言うと、直接会わなければ能力は使えません」


 ということは、やはりさっきの接近は俺たちが童貞か否かを確認するためのものだったようだ。俺は恥を搔きに来ただけじゃないか。

 オタクくんは顎を擦りながら質問を重ねる。


「その条件に抜け穴はないのかな? 例えば、調べたい人の汗を染み込ませたハンカチがあったらどう? それなら会わなくても調べられるんじゃない?」


 野々村の汗を染み込ませたハンカチなんてどうやって用意するのか。まさか俺か? 俺にやらせるつもりなのか? それだけは絶対にお断りだ。

 無理だと言ってくれ、と強く念じる。と、俺の思いが通じたのか、姫路は頭を振った。


「やったことはないですが、たぶん無理だと思います。わたしが人から感じる匂いはいいかどうかだけで、強いも弱いもないんです。だから、少しでも別の匂いが混ざるとその汗を搔いた人の情報は読み取れなくなってしまいます」

「匂いは触れなくても移るから誰かが取ってきたんじゃ駄目……という解釈でいいのかな?」

「はい。本人が誰もいないところで匂いを採取して、密閉して持ってくるなら話は別ですけれど」

「そこまでするなら本人に来てもらった方が早いね」

「じゃあ無理ってことじゃねえか」


 仁の呟きは見事に無視された。姫路はともかく、オタクくんは何か反応してやれよ。


「そんなわけですので、調べたい人を連れてきていただかないといけません。難しいようでしたらこのお話はなかったことにしますが、どうしますか? もちろんお代はいただきません」

「予定通りお願いするよ。なんとかして連れてくる」

「は?」


 今度は俺が声を上げてしまった。


「連れてくるって、誰が、どうやってだよ?」

「優真が、頑張って、だよ。来客パスはまた発行してもらえるから安心して」

「無茶言うな」


 片道一時間弱も掛かるこの学校に、口も利いてくれない野々村を連れてくる。そんなこと誘拐でもしない限り不可能だ。


「分かりました。わたしとしてもその方がありがたいです。学内の生徒からは絞れるだけ絞ってしまいましたので」


 俺の存在はないことにされているのか、姫路はオタクくんの言葉だけを聞き入れた。さらっとえげつないことを言っているし。


「前もって言っていただければ予定は調整できます」

「ありがとう。ちなみに来週だったら都合のいい日はいつ?」

「来週の平日であればいつでも空いています」

「じゃあ、日付が決まったら連絡するよ。また花音に伝言を頼めばいいのかな?」

「いえ。お兄さんは信用できると分かりましたので連絡先をお伝えします。わたしに直接ご連絡ください」


 オタクくんと姫路がRINEのIDを交換する。それを眺めているだけの俺と仁。本当に何のためにここにいるのか分からない。


「マジで来るんじゃなかった」

「俺も」


 昼飯はオタクくんに奢らせよう、と俺たちはアイコンタクトを交わした。

余談

能力の副作用は、恩恵を受けた相手に降りかかる場合と、発動者本人に影響が出る場合の2パターンがあります。

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