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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

神子様の誘拐犯

作者:ねりねる
私はある日前世の記憶を思い出した。
朧げにありつつある前世の記憶を抱えながらも、このセックステットでそれなりに生きてきた。

リオン・マグダリセ、それが今の私。
前世の私とも神子様と出会う前の私とも違う。
今の私に作り変えて私を生かしてくれた方は、ラクナリューディ国の神子様だ。

だから私は許されない事を分かっていても、貴方を神子を誘拐する。
テオドラン・フォン・オルトロス様、世界を敵に回してでも私は私の為に貴方を。

貴方が望まない事でも、貴方に恨まれたとしても。

そうして私はこの世で最も尊い神の一族であり、神子である人を連れ去った誘拐犯になった。


誘拐犯である私と被害者である神子様と、あり得てはならない二人旅が始まる。
様々な出会い、様々な別れ、様々な体験、様々な事を知っていく。
そうして、知らされる筈のなかった事。

神子様に課せられる様々な選択。
選ぶ事の許されない事を私は選ぶ。それを知っている神子様は何を思い、何を選ぶのか。

ーー君は何処にだって行けるし何にだってなれるーー

それが私に与えられた神子様からの予言。
ならば私は貴方を生かすその為に、全ての敵にも全ての味方にもなって見せよう。

その先でただ貴方が幸せになってくれるのが、私への報酬なのだから。




さあ、この世で最も罪深き者へと至ろう。


誰よりも偉大な犯罪者と呼ばれた女の話。

そして何よりも神子様に信頼された、神子様の誘拐犯の話。
プロローグ
プロローグ
2022/12/26 10:00
神子様と侍女
001
2022/12/28 10:00
002
2023/01/04 10:00
003
2023/01/06 10:00
004
2023/12/30 21:20
005
2023/12/31 21:00
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