【幕間】『鬼まんじゅう(芋まんじゅう)のレシピ』
作者の地元のお菓子です!
作者も出ばってます( ̄∇ ̄*)ゞ
★・☆・★
真っ白い空間に、シュィリンが立っている。
「…………今回は、俺が選ばれたんだが。何故、オーナーじゃないんだ?」
ひとまず、教わった通りにパンパンと手を叩く。すると、横にステータス画面のような板が浮かび上がる。
「俺の故郷であり、チャロナの育ったホムラ皇国のまんじゅうとも違うが、カライモで作った簡単なまんじゅうだ。ちなみに、作者の故郷である県のご当地和菓子らしい」
*東海圏では、普通に売られたり家庭科でも作るとこは多いです。作者も家庭科の授業や、自宅でよく作りました。
《もちっと鬼まんじゅう(芋まんじゅう)》
<材料>
さつまいも
小麦粉
蜂蜜
《別途用意》
深皿
皿
クッキングシート
『作者です。今回は作者が作っていた鬼まんじゅうよりだいぶ簡略化しています。作者が子供の頃作ってた時は、ホットケーキミックスを使っていましたが。今回は、孤児院の子達でも作れるようにとこの材料で』
「かなり簡単だが、芋の下準備が少々大変だったな。フェリクスやカーミアがいちいちうるさかったが……」
<作り方>
①さつまいもを皮付きのまま洗い、1cm角にカットして水に3分ほどさらす。
②よく水を切り、ここに蜂蜜を入れて絡める。
③小麦粉を入れてさらに混ぜる(どろっとするまで)。
④フライパンに3分の1の水を入れて沸騰させる。
⑤水より少し高めの深皿を用意して、その上に皿・クッキングシートを乗せ、スプーンで生地をすくい形を整えて並べる。
⑥蓋をして、弱めの中火で15分程蒸す。竹串などで芋に火が通っていれば完成。
「甘さは個々の好みで変えていくのがいいらしい。芋や蜂蜜の甘みでも十分だが、甘みが薄いと生地のせいでむせる原因にもなるようだ」
『生地は個人的には甘めがおススメです。冷めるとより一層もちもちするんですが、芋の甘みも水分が出てくるので薄まり……シュィリンが言うように、むせる原因になります。一個で結構お腹いっぱいになりますよ!』
「次回は、また期間が空くだろうが……俺ではないはずだ」
シュィリンの周りがだんだん暗くなっていく。
パンと言うよりお菓子ですが、蒸しパン以上にお腹にたまるんですねー
是非ともチャレンジしてみてください!
また夜に!