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その転移魔法、チートですよ?  作者: 気まぐれ屋さん
2章 屋敷の一日~ギルド移転
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56.ギルドの場所、移転しました


前回までのあらすじ。

ギルド運営について会議が一段落した。


所持金約1億4657万MA(+貯金3億6800万MA)

――――――――――――――――――――――――



異世界に来て15日目。

王様が報酬をくれるまで、あと2日。

例の施設完成まで、あと991日。


俺とハーレムメンバー、アマンサ、受付嬢2人は屋敷の前にいた。



「本当にいいんだなアマンサ?」


「いいよー」



ギルドの建物を、屋敷のある土地の一角(イフリアの温泉の隣)に置くことにしたのだが。

なんとギルドの建物を一新してほしいと頼まれた。


ギルド改造への反対から一転した態度、一体何があったんだろう?


ま、いいか。



「テレポート」



まずは資材の見本から集める。

木材、石材、宝石、金属。

それらの破片が地面に1万点以上並ぶ。



「で、どれをベースに建てる?」


「丈夫さ重視なら、アダマンタイトで建設するのが良いよー」


「馬鹿なの? 建物にそんな希少素材使ったら盗難されるに決まってるじゃないの」


「木材か石材安定ですよ」


「色はピンクがいいですわ!」


「修復、増築のし易さなら木材。

頑丈さ、高級感を出すなら石材だな。どうする?」



アマンサに問う。ギルドの最終的判断はギルドマスターが行うべきだ。



「前は木造だったから、石材でー」


「よし、次は外観だ。俺達で決めるか建築家に外注するか、どうする?」


「皆で決めよー」



俺は建材候補を転移で片づけ、ミニチュア模型を作る。



「現在のギルドはこんな感じだ。1階建て、三角屋根」


「5階建ては欲しいところね」


「3階建てにして、広くすればいいですよ」


「地下も使えばいいですわ! トンネル開通ですわ!」


「ローライレ、サーヴィア、二人はどう思う?」


「興味ないのじゃ」


「お腹空いたパパー」



サーヴィアに魔獣肉の燻製を渡しつつ考える。


ギルドに地下鉄ならぬ地下リニアを通す予定なら、いっそ百貨店みたいな形にするのもアリじゃないか?


つまり、地下にギルド本部、1階より上にギルド用施設を作る。


各階にテナント用の部屋をたくさん用意し、

ギルド専属の店を雇う。または空き部屋に

ギルド専用施設を作る。


そして、そのような形態を取るため、当然建て物は四角柱みたいな見た目になる。

大きすぎるため屋根なんか付けられない。



「……みたいな建て物が俺の故郷にあるんだが」


「恐ろしく機能的な建物ね」


「後から拡張するのではなく、最初から中を改造することを前提にした建て物ですよ。

遊角の国は建築の天才でもいたのかですよ」


「わたくしも改造されたいですわ」


「面白そう。採用ー」



そうして夕方には、白い石材(+アダマンタイト筋コンクリート)を用いた5階建て+地下1階の百貨店もどきな建物が完成した。

1階あたりの広さは体育館4つ分くらいか。


ギルド受付は現在1階だが、魔導リニアが通れば地下に移す予定だ。


ギルド5階はギルド寮兼宿にしている。

ギルド員なら無料宿泊可能。アマンサもそこに引っ越しする予定だ。

ギルド1~4階には、ギルドの施設や店が入ることだろう。


そうそう、ギルド内の警備には専用の人を雇うので、敷地内にいる竜の石像の警備範囲からこの場所を外しておいた。

でないとギルドに指名依頼しに来た人が侵入者扱いされるからな。



「ま、これだけ立派な建て物作っても、今の少ないギルド員には宝の持ち腐れだけどね」


「そうならないために、ギルド勧誘とテナント募集をしたいところなんだがな」



残念ながら明日、明後日と王都へ向かう必要がある。

大岩の竜討伐の報酬授与式に出席するためだ。


当日だけかと思ったが、城に入る手続きがあるから前日には王都にいなければいけないとのこと。面倒だ。


連れるのはサーヴィアだ。本人が行きたいと言ったので決めた。

シルフィーンが、サーヴィアを連れ出すことに猛反対してきたが、サーヴィアの意思が強く、しぶしぶ折れた。



◇ ◇ ◇ ◇



クラムの町。


ギルド「マニィ信者の憩いの場」の旧建て物があった場所は、更地さらちになっていた。


遊角は建て物を残そうと言ったのだが、アマンサが消すように頼んだのだ。

町の人が混乱するし、管理が面倒だからという理由で。


アマンサは、遊角に作ってもらった木の看板を地面に刺し、「ふぃー」と一声。そしてその場を去った。


看板には、「ギルドの場所、移転しました」という文字と新しい建物の場所の地図が載っていた。



2章はここまでとなります。

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