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お姉様と勘違い

何かわけがわからなくなってきました(早い)。

 さぁて、お姉様の次に可愛く、お母様にこっぴどく叱られたリナちゃんだよ☆ざっとこの世界の説明をしちゃうね!

 まず、この世界は乙女ゲームの世界でえーと、題名はなんだったかな…まっ!いっか!で、英国をモチーフにしたような、世界だよ!

 そして、私は公爵令嬢プラス王家からの関わり?みたいなのがあるから地位が高いんだよ!イェーイ((じゃなくて、王家との関わりもあるせいか、王子と同い年なお姉様がお見合いという名の婚約をさせられそうとなっていたわけで、ゲームでは王子はお姉様に興味がなかったから、私が代わりになればいいかなと思ったら、まさかの王子がお姉様を好きだと言うじゃないですか。巫山戯んなコラですもう、まぁそんなこんなで、王子と勝負することになったけど、勝負ってどんなことをするのだろう…?あっ!モチーフが英国以外は、日本とほとんど一緒!でも、学校は8歳から高校までが義務教育って感じだよ。

 まぁ、この世界のことはこんな感じ!次は私達の事を話すね。

 私は、リナ・クラウン5歳で乙女ゲームの時は完璧美少女なせいで、お姉様に嫌われていたけど、今はというと、前の私の性格や才能が関係しているのか、不器用で完璧とは言えない美少女になったわけですよ。

 で、次にお姉様!名前はユマ・クラウン。とっても可愛いお名前だよね!乙女ゲームの時はあの憎き王子の婚約者で悪役令嬢なので、主人公ちゃんを苛めていたけど、今は、私が馬鹿なせいで性格が、まろやか?になったので、主人公ちゃんを苛めるということは絶対にないんだよ…多分。まぁ、王子との婚約の事も私のせいであやふやになってしまったわけだし。テヘッ

 最後に、あの憎き王子ロミオ・シャルル様は、この国の第一王子だったような気がする。乙女ゲームの時は、お姉様の婚約者で、確か高等部に進級した時に編入生の主人公ちゃんと出会って恋に落ちてしまうんだよ!そして、お姉様は振られてしまって自殺してしまうんだよ!あ、これがハッピーエンドとノーマルエンドで、バットエンドは、主人公ちゃんが死ぬ。そしてお姉様は王子の命令で牢に入れられて死ぬ。そんな感じだったかな…

 トントントン

 あ、誰か来た。

 「リナ、失礼するわね」

 「あ、お姉様どうかしましたか?」

 お姉様なんか、元気がないみたい。

 「リナ、ごめんなさいね。私とロミオ様の婚約が決まったの。」

 「え、」

 さっき、あやふやになったって言ったばかりなのに。そして、勝負はどうなったの?と思っていると

 「本当にごめんなさい。貴方がそんなにロミオ様が好きだったなんて知らなくて。」

 ん、何か大きな勘違いしているような…

 「私と離れたくないと言って勝負を申し込んでいたけど、本当はロミオ様が好きだったのでしょう。」

 「え、お姉様…」

 「ごめんなさい。」

 お姉様泣いちゃったよ。どうしよう。全部勘違いなんだけどな…。

 「お姉様、全部勘違いです!私は、あの王子じゃなくてロミオ様が信じられないだけです!」

 「ぐすッいいのよ、私のために、嘘をつかなくて。」

 「嘘じゃないです!勝負だって、私が勝ったらお姉様を絶対幸せにしてください。って言う気でした!」

 まぁ、そっちの方が嘘だけど。

 「本当に…?ぐすッ」

 「本当です!お姉様は、謝らないでください。」

 すいません嘘です。王子滅べと思ってます。

 「取り乱してしまってごめんなさい。じゃあ明後日、ロミオ様が来るの。その時によく話をするといいわ。」

 「え、はい。」

 お姉様の勘違いは解けた?けど、明後日王子が来るって?!

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