プロローグ
趣味程度に書いた小説なので、色々と酷いです。
「その、お見合いちょっとまったああああ!」
こんにちは!私、リナ・クラウン。5歳!え、なんでこんなことになってるかって?それは、ほんの数分前に遡るよ!
〜数分前〜
「うふふふ、今日も、お姉様と遊ぼう〜!」
「お姉様一緒に遊びましょ…あれ!いない!」
あれーいつもだったら、ここにいるはずなのに…よし!メイドさんに聞こう!
「メイドさん!メイドさん!お姉様ってどこにいるか、知っていますか!!」
「ユマ様だったら、現在は、お見合いをしているかと…」
は?お見合い、お見合い、お見合い、お見合い?!
思い出したああああああああ!まってじゃあここが、乙女ゲームの世界だから、お姉様は……急がなくては!
〜現在〜
っていう経緯だよ☆!うわ、皆ポカンとしちゃってるよ。しゃーない! 「ぐすッまだ、お姉様とぐすッ、離れたぐ、ないです…」
必殺☆幼女の泣き顔。これで、誰も逆らえまい。そう思ってるとお母様は
「そんなこと言うんじゃありません、リナ。」
「だって!だって!ぐすッ」
クソっ折れてくれないか…それだったら!
「じゃあ、私が、ぐすッお見合いじます」
これだったら、
「は、やだよ」
ピキッ
ああああああ!巫山戯んな!このお姉様の次に可愛いリナちゃんが、眼中にないだと!しょうがない…
「お、お姉様は私のこと、す、好きですよね(涙目+上目遣い)」
あ、お姉様とても焦ってる。
「も、もちろん、とても大好きよ。」
「じゃあ、お見合いじないでぐださい。」
「えっ、えっ、それは…」
「ダメだよ。ユマは、僕と結婚するんだからね。」
え、王子って、えっでもどうせ、主人公ちゃんがきたら、捨てるんだろうし…そして、お姉様涙目になって、あたふたしてる。可愛い。世界一可愛い。カメラに収めたい。じゃなかった!これじゃあ埒が明かない!
「それじゃあ、私と勝負です!」
「ふっ、受けて立とうじゃないか」
こうして私は、王子と勝負することになった。