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戦隊ものに見る色の役割

 トゥース! オレ大~ぅ原。いやーエッセイ書くの久しぶりっすわ。ってゆうか半年ぶりっすわ。

 今回は、小説でもマンガでも物語を描くうえで非常に重要となるキャラ造形について語ってみようと思います。みなさんご存じの、あのテンプレをつかってね!


1.熱血漢で主役リーダーのレッド

2.クールでサブリーダー的なブルー

3.ひょうきんで大食漢のイエロー

4の1.どこか影のあるブラック

4の2.もしくは一見無個性なグリーン

5の1.紅一点のピンク

5の2.もしくは超ガチムチのその他(オレンジ、パープルなど)


 まずは1から。

 これはもう王道でしょう。アムロ・レイの登場以降、かならずしも熱血タイプの主人公ばかりではなくなりましたが、たとえウジウジしている性格でも心に熱いものを秘めていなくては主役は務まりません。

 まあ初代ガンダムの場合もうひとりの主役シャアがいますから、アムロはそこまで熱くなくていいのかもしれませんね。

 色で言えばシャアのほうがむしろレッド(赤い彗星)です。


 つぎに2。

 これも王道ですが、クールでかっこいいだけの2番手というのは近年減少していると思われます。

 湘南爆走族(以下、湘爆)の石川アキラのように、2番手の位置にいながらじつは最もやんちゃ、というのが流行っているのではないでしょうか。

 すくなくともオレのなかでは流行っています(笑)


 つぎに3。

 はい王道です。大食漢属性はやはり近年減少しておりますが、ひょうきんキャラは作品において不可欠です。湘爆で言うところの丸川(マル)ですね。

 マルは湘爆のなかで唯一、女の子に縁がない。かわいそうだけどオレはこれでいいと思う。ひょうきんキャラは恋愛禁止です。カレーが恋人です(笑)


 つぎに4の1。

 オレの子ども時代、戦隊にブラックはいませんでしたね。古っ(笑)

 まあまあ、ゆうたらライバルだったりスパイをグループ内に入れちゃおうって魂胆なのでしょう。

 オレはあまりブラックという存在にグッときません。世代的に馴染みが薄いからでしょうね。誰がおっさんやねん! まあ、おっさんですけど(笑)


 つぎに4の2。

 はい、きました。ここはかなり人気が高いポジションではないでしょうか。

 一見、無個性に見えるグリーン。でもじつは最も味があって話数(エピソード)も持っているグリーン。湘爆の桜井シンジですね。

 桜井が湘爆のメンバーを音楽にたとえるシーンがあるんですが、これがめっちゃカッコイイんすよ!

「アキラがロックンロール、原沢(後述します)が演歌で、マルはアニメソングだな。オレ(桜井)は民謡かな」

「……江口君は?」

 この質問をしているのが飯村メシムラさんで、メシムラさんは江口のことが好きなのに告白できないでいるんです。それを桜井に相談して……という流れでひと悶着あって、この話題になります。

「江口さんか。あの人は……ワルツだよ」

 かっこいいー! もう戦隊ものとか色とか度外視でかっこいい……あ、ちなみに江口は湘爆のリーダーで本編の主人公です。ばりばりのレッドです。


 最後に5の1、5の2を同時に。

 言わずとしれた紅一点のピンク。ですが、これをグループに入れるか否かは作品によって異なります。

 藤子先生などはこの紅一点のポジションを頑なに守っていらっしゃいますね。まさに、しずかちゃんのポジションです。

 いっぽう湘爆では、ヒロインは存在しますがグループには入っておりません。まあ野郎主体の暴走族ですから(笑)

 そこで5人目のメンバーとして、わかりやすいガチムチ野郎が登場します。原沢君です。

 歴史を紐解いてみると、意外とこのガチムチ・ポジションっているんですよね。初代ガンダムのドズル・ザビとか。

 ちなみに原沢とドズルの声優さんはおなじで、どちらも故・郷里大輔さんがやっていらした。

 郷里さんそしてジャイアン役のたてかべ和也さん。昭和の時代にはおとこの声があったなー、としみじみ思う大原でした。



 戦隊もののテンプレ関係なくなってるやないか!

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