新年のごあいさつと読書のこと
オーキードーキー! 大原のチャンエーでございます。
3年ぶりに出囃子を上記のものに変えました。トゥース、けっこう長かったのね……。
あけましておめでとうございます。今年もよろしゅう鬼ヶ島っしゅ。
なんじゃかんじゃで、なろうライフも9年目に突入ですよ。中3ですね、義務教育でゆうたら。
年明け早々「29回目のエイプリルフール」という作品で大スベリしたチャンエーでございます。ほんと、涙そうそうですわ(笑)
この作品、3年2ヵ月もエタっていたんですが、年末にふと読み返してみたらアレっおもしれーじゃん、ちょっと手直しすればイケんじゃね? 的なノリで再開してみました。
結果はさんざんでしたが(笑)後悔はしていません。
むしろ、いま自分が書きたい方向性が見えた気がします。なのであのセリフを言わせてくだちい。まだだ、まだ終わらんよ! byシャア。
さて今日は、なろう生徒らしく読書について語ろうかなと。ゆうてもワシ、そんな熱心な読書家じゃないですけど(笑)
オレにとって思い出の1冊があります。中学のころに買った本なので当然もう手元にはありませんが、内容ははっきりと憶えています。
その本とは『「2+2」を5にする発想―創造力を呼び覚ませ!(エドガー・ハーディ著/上出洋介訳)』。講談社ブルーバックスの新書でございます。
タイトルうろ憶えだったんですがググったら出てきましたね。
ブルーバックスはいわゆるサイエンス系。マクスウェルの悪魔、エントロピーの法則、シュレーディンガーの何ちゃらなど、中二病を刺激するカテゴリー満載です。
チャンエー少年もたいそう刺激を受けたわけですよ。創作に手を染めたのも、ちょうどこの頃でした。あれから30年か……。
著者のエドガーさんは何ちゃら博士で発明の特許もたくさん持っているらしい。本文ではアイデアの生み方とそれを孵化させる方法について語られています。
いろいろと興味深いエピソードがありましたが、とびきりのをひとつ。
イソップ寓話で「2匹のカエルの話」というやつです。これもうろ憶えだったんですが(内容じゃなく出典ね)、ググったら出てきました。科学サイコー!
2匹のカエルがミルク壺に落ちた。どんな状況やねん、とかツッコミを入れてはならない。寓話なんてほとんどがムチャ振りやし。
カエルAはもうダメだー、と早々に観念し、何もしないまま溺れ死んでしまった。
カエルBは必死に逃れようともがいた。そのうち彼の汗(ガマ油?)とミルクが化学反応を起こし、ミルクはバター状となってカエルBは壺から脱出することができましたとさ。
ええ話やー(京極さん風に)。オレの解釈では、これは信念を捨てるなという説教話や努力を怠るなという根性論では、ない。
もがけ、ということだ。とりあえず、もがけ。
カエルAはあきらめたが、べつにいいんです、あきらめても。ただ、もがくことをしなかったのが生死をわけた。
これは人生において、すごく重要なことね(アリア風に)。
あきらめても方向転換しても、とにかく進んであがきつづけることが大事。大事マンブラザーズバンドですわ。
チャンエーもかく在りたい。そう思った鏡開きでした。