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心灯  作者: 飴モザイク
4/11

走馬灯 ―壱―

こんな感じで、どんどん書いていきたいと思います…

まだまだ下手っぴですが、読んで下さると嬉しいです。

パーンッ




何かが弾けるような

ヘルメットをコンクリートに叩き付けたかのような


乾いた音で目が覚めた




時計は午前2時過ぎを指している



ベランダから部屋へと薄く差す光は


月明かりなのか

それとも街の灯りなのか


まだ眠気が滞っている頭で

フラつきながらベランダへと向かう



マンションの一室から顔を出して様子を窺うと


街はすっかり寝静まり

道路は車1台走っていない



静かだ。


部屋の中に視線をやると


部屋の隅に溜まったホコリのように

ソファーに放りっぱなしの洗濯物と

脱ぎっぱなしの服が積もり押し固まっている


台所や机の上には潰れかけの空き缶や

菓子パンの袋が散乱し

アルコールの臭いが鼻についた




水道の蛇口からポタポタと漏れた水滴が

淀んだシンクに打ち付けられ


一定のリズムで

小気味良い音を鳴らしている





ふと、さっきの乾いた音を思い出す


― 何の音だったのだろうか?





自分の部屋を一通り見回した後


またベランダへと出る


外の様子を窺うがその音の原因らしきものは

目に映らなかった



……寝るか





そう思い直して部屋に入ろうとした時





パーンッ



もう一度あの音が聞こえた



今度はハッキリと大きく


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