小説の長さ
小説は原稿用紙の枚数で、長さを表す呼称が変わります。
以下基本分類(枚数の明確な基準はないので、あくまで一般的基準です)
●長編小説(原稿用紙200枚以上)
●中編小説(100枚以上)
●短編小説(10枚以上)
●掌編あるいはショートショート(10枚に充たない)
とまあこんな感じですね。
初心者の方は短編小説から書き始めるのが常套ではありますが、長編小説を完成させる方が実のところ経験値ががっぽり溜まります。
と言っても長編を途中投げせず完成させるのには強固な精神力が必要で、大抵の方は書くのが嫌になります。なのでやはりまずは短編小説から書きましょう。
掌編でも良いですが、掌編くらいの短さになると逆に作品の完成度が求められますので、掌編を書くなら練習で止めておくのが無難です。初心者の長編と掌編は見るに耐えない酷さなので、黒歴史にする前に思い止まってください。
あとは『シリーズもの』に拘らないこと。
気持ちはわかりますが、あなたの作品をシリーズものにするか否かはあなたが決めることではなく、決めるのは読者の反応をみた出版社の方々です。
もしそうなった場合のことを考えて、頭の隅でちょこっと考えとくくらいは良いですが、まずはその作品を『これが最初で最後の物語』と思って全力で完成させましょう。無駄な伏線はらない。はった伏線はその作品内で必ず回収すること。
以上。