縦書き横書き
さて基本は今回で終わりにして、次回より少し小説のあれこれについて語ろうと思います。
基本の最後は『縦書き横書きについて』。まあ本当はもう少し基本項目はありますが、今まで書いたことだけで十分文章は書けますので気にせずにい~。自分で調べることも鍛練です。
さて縦書き横書き。
サイトに投稿する方、メールやPCで文章を書く方々は縦書きよりも横書きに馴染みがありますよね。
まあ別に横書きが悪いわけではありません。ただ公募などに出す場合、基本は原稿用紙に縦書きしなければなりません。
基本ルールに違いはないので、横書きに慣れている方でも大した問題は発生しないのですが、少しだけわたしからのアドバイス。
●横書きでは見やくするため改行で文章間に空白を入れる方が多いですが、縦書きでは明確な理由なしにはあまりしない方が良いです。ダメというわけじゃないですけど、まあ無意味な使用は避けましょう。
●横書きして書いた作品をそのまま縦書きにすると実は少々雰囲気が変わります。改行の項目で触れましたが、『雰囲気を出すための改行』という手法を利用すると、横から縦にした時若干違った雰囲気になることがあるのです。
横書きから縦書きにする際は改行の調整などを忘れずに行いましょう。
では基本は以上とさせて頂きます。もし気づいたことや疑問に思うことがあれば指摘してやってください。
【漢数字と算用数字(アラビア数字)】についてのご指摘がございましたので追記させて頂きます。
●漢数字
一、二、三などの漢字で記す数字(大字の場合は壱、弐、参など)
●算用数字(アラビア数字)
1、2、3
縦書きの場合は基本的に漢数字を使いましょう。これも意味のある使い方なら問題はありませんが、まああまり好まれません。ただし年号(2013年とか)などで漢数字を使うと逆に不自然になる場合は無理に漢数字で統一しない方が無難です。
横書きの場合は算用数字で大丈夫です(漢数字でも良いです)。