表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

何のために書くのか



 さて小説を書くために必要なことは大体書いてきましたので(多分)、今回からは『創作』についてのお役立ち知識と私的アドバイスを掘り下げていこうと思います。


 まずは『何のために書くのか』について。


 あなたの創作活動はどこへ向かって行うものでしょう?

 あくまで『趣味の範囲』? それとも『プロとして活躍』するため?


 まずはそこをはっきりさせておきましょう。

 プロを目指す方であれば日々の鍛練、意識、勉強、自分のスタイル……と様々なことを考えて動かなければなりません。今はライトノベルというジャンルも確立され、プロの道に選択の幅が広がってはいるのですが、それでもやはり狭き門であることに違いはありません。

 プロになるためには長い時間を要します。そうでない方もおられますが、それでも『良い作品』を書くには人間としての熟成がものをいいます。ですので本当に小説を書くことが好きなら出来るだけ早くプロを目指すという意識を植えましょう。


 逆に、あくまで趣味の範囲という場合。特に深く考えることはありません。自分のスタイル、自分の好きなやり方、ジャンル、書式、すべてにおいて難しく考えたりルールに沿ったりする必要はありません。自分をあまり縛らず、楽しみながら書くことが大事です。


 でも一つだけここで覚えてもらいたいのは、プロでもアマでも、本というのはすべてにおいて『読者のもの』です。好きなように書くことも確かに大事ですが、心の隅っこでも良いので、自分の作品は読者のためのもの、そういう考えを忘れないでください。


 自分の活動理由をまずはっきりさせようと言いましたが、途中で心変わりしても良いのです。予想以上にうけが良いとか、誉められたとか、そういうことで自信がついてやっぱりプロになろうと志すこともありましょう。それはそれで良いので、まずは自分の『創作する意味』をはっきりさせて見ませんか?


 そしてどんな時でも『本は読者のもの』、これを忘れないでくださいまし。


 ではでは~。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ