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レーヴ・ギャラント(旧Fw:Re:さっきのについて)  作者: 橘月 蛍
深淵世界(ディープグラウンド)編
29/38

もう終わりそう?いえいえ、まだまだです。

会話解り辛いので名前入れました。

ちょっとウザイかもですが勘弁してくらはい^^;

リュート「もう一ヵ月かぁ・・・。早(笑)」

カイネス「何も無かったな。」

シャナ 「ほんと、アレ始まった以外なんかあった?」


現在地、深淵世界ディープグラウンド第76階層〈凶眼の花道〉。


セイ  「もうひと月あったらクリアできるんじゃない?」

リュート「あ~。それは無いと思うよ。あの子達は優秀ですから♪」

カイネス「優秀すぎんだよ。」

リュート「え~。ひどーい。」


現在のパーティ編成、リュート(lv1200)・カイネスヴェクス(lv1200)・シャナ(lv1200)・セイ(lv1200)・ゼト(lv1200)・フィーネ(lv1111)・クレフ(lv892)・イリゼ(lv994)・イクシス(lv994)・リオ(lv798)・シーリス(lv1103)・ルイン(lv1019)・アルク(lv1182)・エルク(lv1023)。ほぼ、1stから3rdまでのメンバー。


アルク 「早く行こう。77階は直ぐそこだ。」

ゼト  「だといいな。だんだん酷くなってる。」

アルク・エルク「「否定できん。」」


言葉の割りに雰囲気はピクニックである。絶え間なく襲ってくる魔物たちを蹂躙しながら奥へ進む。


リオ  「ぜぇ・・・ぜぇ・・・。超越者組み余裕過ぎるよね。」

シーリス「絶対者組みは敵スルーだしな。」

クレフ 「僕たちが弱い訳ではないのですが。AIである僕たちが先に疲労しているのは異常ですね。」

リオ  「いや、あたしたち以外が強過ぎるだけだから。」

クレフ・シーリス「「確かに。」」


千レベル以下のメンバーと回復役のルインは放置される敵と戦いながら追いかける。一応HPは減っていない。最上位のリジェネレーションがかけられているからだ。


リュート「ボスフロアとうちゃぁ~く!」


その一言で皆フロア中央を見る。

そこには、これから起こる惨劇を知らない強大なはずの魔物が待ち構えていた。


-----


リュート「じゃ、まずわクレフとリオとルインで逝こっか。」


クレフ 「リュートさんそれは無いのでは・・・?」


リュートの発言にクレフから静かな非難が入る。他二名は灰になっているが気にしなくていいだろう。


リュート「大丈夫!死なせないから!」


クレフ・リオ・ルイン「「「そう言う問題じゃない(よ・でしょ・です)!」」」


そんな突っ込みを笑顔で黙殺して、話しながら補助魔法をかけられていた三人は、リュートの強制転移によって問答無用でボスの前に投げられた。


クレフ 「戦いたくない・・・。」


リオ  「・・・諦めなさい。」


ルイン 「そう言うリオも尻尾が丸まっていますが・・。」


クレフ 「ルイン、ホントのこと言っちゃ駄目ですよ。」


リオ  「ク~レ~フ~?」


ルイン 「ま、前!!!」


言い争いしていてもボスは止まらない。

身長が4,5mある上半身がミノタウロスで下半身が馬のケンタウルスの亜種みたいなボスが軽く5mはある大剣を薙ぎ払ってくる。


リオ  「クレフ!」


クレフ 「はい!」


リオの声にクレフは素早く反応し、前へ出て塔盾タワーシールドを構える。


クレフ「ぐぅっ!?」


盾の中心に直撃した大剣はそのまま力任せに振り切られた。クレフは衝撃で3mほど押し流される。


リオ  「データ!lv930〔ネイオックス〕HP・MP不明、接近戦が得意みたい!属性は特に気にしなくていいよ!他不明!」


ルイン 「了解しました。回復・補助・妨害を開始します。」


リオの解析と同時に、クレフへ回復魔法がかかる。ルインがさらに多重詠唱を始める。


リオ  「クレフ!留めることだけ考えて!攻撃は最小限!防御は最大限!」


クレフ 「任せてください!」


クレフは一歩前に出て、相手の注意を引くためスキルを発動する。


クレフ 「こっちです!」


クレフの殺意の視線マーダラス・ゲイズをネイオックスは睨み返す。


リオ  「臥龍鎚がりょうつい!!」


リオが横から飛び上がり頭狙いで体術スキルを放つ。ネイオックスはそれを見向きもせず大剣の腹で受け止めた。

そして、ネイオックスの全身に“眼”が咲いた。


リオ  「にゃあぁぁぁーーーー!!!!!!」

リュート「きゃぁぁぁーーーーー!!!!!!」

フィーネ「いやぁぁぁーーーーー!!!!!!」


複数の悲鳴と共に、リオが空踏エアハイクを駆使しこれでもかという速度で距離をとる。

それとほぼ同時に無数の破裂音と共に、ネイオックスの眼が撃ち抜かれる。


カイネス「お前ら落ち着け。まぁ殺らなかったのだけはほめてやる。」


カイネスが呆れて言うその先には、リュートとフィーネが涙目になっていた。


リュート「だってビックリしたんだもん。気持ち悪いし。」

フィーネ「あぅう・・・・ぅぅう・・・・・・。」


瞬時に取り出した二丁の拳銃をしまいながらリュートは反論を試みる。一方のフィーネはネイオックスから顔を背け、半泣きでM134ミニガン(六連装回転式機関銃)に三百連箱型弾倉を取り付けている。ミニガンとはいわゆるガトリングガンであり毎秒約50発という脅威の発射速度を誇る。約六秒で弾が尽きる。無論、人が持って撃てるような代物ではない。


ゼト  「リュート・・・取り合えずフィーネを止めてくれまいか?」

リュート「私に蜂の巣になれと?」


リュート達の顔が引きつる。


リュート「リオ!!!散開!!!」

リオ  「みんな逃げろー!」


ネイオックスからクレフを除く、二人が距離をとる。


カイネス「クレフ・・・ドンマイ。」

クレフ 「だ、誰か助k!!!」


クレフが言い終わる前に、鉛の嵐はやって来た。


-----


クレフ(ボロ)「僕・・・生き・・て・・・・る?」

リュート「カイネスの回復削るって・・・。フィー?何を使ったのかな?」


弾丸から逃げるように倒れたクレフはHPを5分の1程度に削られていた。


フィーネ(泣)「う・・・。ごめんなさい。」


リュートが落ちている薬莢を拾い上げる。


リュート「EIエクスプロードインセンディアリィ弾か。一応高級品なんだけど。モンスタードロップオンリーだし。」

フィーネ「その・・・一番・・・威力があったから・・・つい・・・。」

リュート「オーバーキルだよ~?まぁいっか…。」

アルク 「良くない。こいつらのレベル上がらないだろ。」


IE弾とは炸裂焼夷弾という意味で着弾すると爆発し、さらに燃え上がるというえげつない弾丸である。貫通力こそそれほど高くないが生身相手なら十分以上の威力がある。

クレフの手当てをしているカイネスに代わって、アルクが突っ込みに来た。


リュート「大丈夫。あと、五階も上がったら嫌でもレベル上がるから。」


lv1000以降、必要経験値が跳ね上がるのと同時に、獲得経験値も同じくらい増える。大体、必要経験値がlv999に対して約100倍ほど。獲得経験値は20~30倍になる。戦闘経験値に関しては、おおむねlv200ごとにそう言った現象が起きる。


リュート「さてと、次行ってみよう!」

みんな 「「「了解。」」」


更なるツッコミを防ぐため、そう宣言したリュートに皆反射で返事をするのでした。


カイト 「・・・あれ?下りるんじゃね?」

リュート「・・・(汗)」

他一同 「・・・www」


次は資料かなたぶん。


改稿したおH24.3.7

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