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負けっぱなしの詩をうたったぼくへ

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/07/04



 


そらみみ

って、あるでしょ?


むかしタモリさんがやってた

タモリ倶楽部、だったっけ?

の1コーナーに『空耳アワー』ていうのが

あったりしたでしょ?

(てか、あったの!)


正直に告白してしまうと

ぼくは空耳で聴いた単語から

インスピレーションを得て

詩を書くことがあるんだ


けっこう偉大なクリエーターたちは

天からそのアイディアが降って来た

みたいな云い方するでしょ?

そんなカッコのいいもんじゃ、さらさらなく

ぼくのばあいは、空耳アワーがやって来て


その一瞬を逃さない!


なぁんて

それでもそんなカッコいい云い方したい?

バッカだねぇ………

(閑話休題)



で、

その日のテレビから聴こえてきた

歌の一節を聴いて

『負けっぱなしくらいがちょうどいい』

って

聴こえたと想った


だって

そんな言葉

歌詞に載っけるなんて

あり得ないと勝手に想ってしまい

べつの歌詞が

そういう節に聴こえてしまった

『空耳アワー』を体験したと想った


で、

その朝、朝メシまえに

『負けっぱなしくらいがちょうどいい』

って詩を書いた


あれ?

でも、

それが正しい歌詞で

そういうタイトルの歌があるという可能性


朝、その詩を書き上げて

働きに出かける歩行中にあれ?

でも、あり得るな

もしかしたら?

とか想い、信号待ちの時間でググってみた


みたら、

あった!


やべ


ならタイトル盗用やん


しかも

その

『負けっぱなしくらいがちょうどいい』

という言葉を芯にして

その詩はぐるぐると回ってるもんだから

下手な手直しもできないし


やべ


どうしよう


あ、信号が青に変わった


とりあえずあとで

それに関しての『言い訳の』詩

を書こうと想った


その詩が、これ。



ま、実はその

『負けっぱなしくらいがちょうどいい』って歌

いまだに聴いてないんだけど


『間違いっぱなしくらいがちょうどいい』

んだもんね、

とか

そんな言葉で誤魔化せはしないけれども




言の葉が

粉雪みたいに中空で

止まった世界を駆けゆくつみびと




と、まぁ

お得意の短歌でこの詩を締めてしまい、

もう、このおはなしは、


さぁ、おしまい!







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